大和町立吉田小学校「みどりの少年団林業体験」

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大和町立吉田小学校

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バットの材料になるアオダモを植樹

今月紹介するのは、吉田小学校の「みどりの少年団林業体験」です。

吉田小では全学年で『木育教育』に取り組み、森と人との関わりや自然環境への理解と関心を深めています。その一環として、2007年に統廃合された吉田中学校が行っていたこの活動を受け継ぎました。
吉田みどりの少年団育成会と保護者の協力の下、毎年4年生がアオダモの苗木を植えています。

野球の木製バットの材料となるアオダモは、バットとして利用できる大きさに育つまで80年以上かかるそうです。

学区内の『体験の森』に移動すると、始めに竹の添え木を作ります。添え木は、まだ細いアオダモが台風などで倒れないように支える役割があります。
鉈を使って、地面に刺さりやすく加工したら、森の奥へ移動します。

育成会の方が説明する『傾斜地での苗木の植え方』を熱心に聞く児童たち。
落ち葉をよけたら鍬で穴を掘り、苗木を入れ、土を戻して軽く踏み、土が乾燥しないように落ち葉をかぶせます。そばに添え木を打ち込み、苗木とひもで結んで固定したら完了です。
自分の名前が書かれた目印(標柱)や記念植樹の看板も立てました。

児童たちは「アオダモを植えることができて楽しかった!」と話し、担任の先生は「この地区での活動を忘れずに、ふるさとを大事に思える人に育ってほしいです」と話していました。

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