英語で自分の思いを伝えられるように
今月紹介するのは、亦楽小学校の「英語コミュニケーション科」です。七ヶ浜町が取り組む『七ヶ浜グローカルPROJECT』の一環として、亦楽小では2017年から全校児童で取り組んでいます。
技能としての英語ではなく、相手に思いを伝える方法のひとつとして身に付けてほしいと、身ぶりや表情などで相手に意思を伝えるボディーランゲージも交えながら『明るく・楽しく・面白く』をモットーに英語を学びます。授業の様子を紹介します。
低学年は、先生が出したカードの数字を英語で答えます。歌に合わせたり、正解者に「Good job(やったね)!」とみんなで伝えたり、楽しく英語に親しんでいました。
中学年はさまざまな図形が描かれたカードを使い、その図形は英語で何と言うのかをゲーム形式で学びます。
高学年になると自分の誕生日を用紙に書いて、発音に気を付けながら英語で相手に伝えていました。発音の違いに、思わず「難しいなぁ」という声も。児童たちに授業の感想を聞くと「楽しい!」という声がたくさん上がりました。
英語コミュニケーション科に取り組むようになってから、物おじせずに英語を話せる子が増えたり、低学年だと帰宅して家族に披露したりといった変化があったそうです。
担当の先生方は「英語でも日本語でも自分の思いや意見を、相手に伝えられる人になってほしい」と話していました。