南三陸町立志津川小学校 「ワカメの学習」

宮城県

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水揚げされたワカメを観察しました

今月紹介するのは、志津川小学校の「ワカメの学習」です。志津川小の総合的な学習『南三陸の食について調べよう』で、4年生はワカメについて学んでいます。毎年12月ごろに養殖ワカメの種をロープに挟み、2~3月ごろの収穫後に、学んだことを新聞にまとめています。今年は台風の影響で児童が挟んだ種が落ちてしまい、残念ながら収穫できず、水揚げされたワカメの観察となりました。

 まずは学校から港へ移動し、漁業協同組合の方が収穫してきたワカメを観察します。新鮮なワカメは濃い茶色をしており、湯通しすることで鮮やかな緑色に変化します。ひらひらした葉の部分がワカメ、根本近くにできる部分がメカブだと教えてもらうと「ワカメとメカブが同じ物だと初めて知った!」とびっくりする児童たち。ワカメを持ち上げて、手触りや重さも調べていました。

 観察後は、観光船に乗って志津川湾を見学しました。普段近くで見られない地形や養殖いかだ、海鳥に興味津々です。志津川湾の特徴や、ウミネコとカモメの違いについても教えてもらいました。下船後には「どんな物を養殖しているの?」「漁で困ることはある?」など、たくさんの質問をする児童たち。担任の先生は「南三陸の漁業を支えている漁師さんの思いや努力に気付くことで、上の学年でも学びを深めたいです」と話していました。

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