地球のためにできること
今月紹介するのは、高岡市立万葉小学校4年生の地球温暖化について学び、自分たちにできることを考える学習です。
外部講師を招いて行われた授業では、地球温暖化が引き起こす影響や原因について学びました。
始めに講師の四津さんは「地球温暖化を防ぐ行動について一人一人考え、行動していくことが大切です。地球温暖化について見る・聞く・体験するなどして興味をもち続けてほしい」と話しました。
授業の後、家に帰ってから子供たちは家族と話し合い「使わない部屋の電気を消す」「食品の賞味期限を確認して食品ロスに努める」など地球温暖化を防止するための行動目標を立てました。
約1カ月間、節電や節水、エコバックを活用するなどの取り組みを行った結果、約1450㎏の二酸化炭素を減らすことができました。
活動を終えた子供たちは「電気の節約をしながら家族と楽しい時間を過ごせたので、これからも続けていきたい」「地球のためにできることをみんなで続けていくことが大切だと思った」と話しました。
また学習発表会では、実施した取り組みや地球温暖化の現状について発表し、他学年や家族に地球温暖化を防止する大切さを伝えることができました。
子供たちは引き続き、学習を終えた後も地球温暖化を身近な問題として捉えて地球のためにできることを取り組み続けていきます。
担任の西村先生は「環境問題についての知識を得るだけでなく、自分のこととして考え、取り組む力を身に付けてほしい」と話しました。