レッドリストの動物たち「ジンベエザメ」

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レッドリストとは?

IUCN(国際自然保護連合)が作成している、絶滅のおそれがある世界の野生生物をまとめたもの。2022年10月の時点で、絶滅のおそれがある種は約41,000種掲載されている。

 

ジンベエザメ

おとなしい性格とダイナミックさで、ダイビングなどでも人気のジンベエザメ。現存する魚類では世界最大といわれ、全長約20メートル、体重42トンという記録を持つサメの一種です。
主食とするのは、動物プランクトン・小型魚・イカ・魚卵など。牙のような歯はなく、海面を悠々と泳ぎながら大きな口で海水ごと小動物を吸い込み、のむようにして食べます。まだ謎が多いサメで、いつ、どこで交尾・出産しているのか、稚魚や若い個体の行動なども詳しく知られていません。

絶滅のおそれとなる主な原因は、食用としての漁獲、誤って漁具に絡まる混獲、大型船との遭遇事故です。 他にも観光や海洋汚染により、数が減少しています。海面を漂い、ジンベエザメが飲み込む危険のあるプラスチックごみも、 海洋汚染の原因の一つ。その汚染が年々、深刻化しています。

 

情報・画像提供:WWFジャパン
WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす環境保全団体です。

問い合わせ:WWFジャパン
ホームページ:https://www.wwf.or.jp/
メール:hello@wwf.or.jp
電話:03-3769-1241

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