ワシントン条約「ウナギ」

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ワシントン条約とは?

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約

 

ヘビのように体をくねらせて泳ぐウナギ。世界で19種・亜種が確認されていて、日本では、日本に生息しているニホンウナギ以外も食べられています。
日本では土用の丑の日に食べる魚というイメージのウナギですが、食用の種類の中には絶滅危惧種もいることを知っていますか?

 

ヨーロッパウナギ

ヨーロッパの川に生息しているヨーロッパウナギは、食用とされるウナギの一つ。2007年にワシントン条約附属書Ⅱに掲載され、商業のための国際的な取り引きが制限されました。しかし、かば焼きなどにするウナギを養殖するため、ヨーロッパウナギの稚魚が密漁され、違法に取り引きされています。

 

違法なウナギをなくそう!

養殖のウナギとはそもそも、野生の稚魚を捕まえてきて食べられる大きさに育てたもののこと。なので密漁されるウナギの数が増えれば増えるほど、ウナギの生息数も減ってしまうのです。
加工されお店に並ぶウナギは、見ただけでは違法に取り引きされたものなのかどうか判断することができません。日本は世界有数のウナギ消費国、輸入国、そして生息国として、率先してウナギの問題に取り組む必要があります。

 

情報提供:WWFジャパン

WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす国際的な環境保全団体です。

問い合わせ:WWFジャパン
ホームページ:https://www.wwf.or.jp
メール:hello@wwf.or.jp
電話:03-3769-1241

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