運動会の入場行進を演奏しました。
今月紹介するのは、広原小学校の「金管バンド」です。
子供たちが楽器に親しめるよう、40年ほど前から始まりました。1~6年生の希望者が集まり、体の大きさや本人の希望に合わせて楽器を担当します。練習は朝と放課後。人数は少ないながらも、全国大会金賞など輝かしい成績を収めています。今年最初の披露の場は、運動会のオープニングと入場行進の演奏です。今回は運動会総練習の様子を取材しました。
今年の金管バンドは14名。数年続けている子や、今年から始めた子などさまざまです。6年生の部長は「楽譜を読むのが大変だけど、音楽が好きになった。中学校では吹奏楽部に入りたい!」と話していました。金管楽器はリコーダーとは違い、息を吹き込むだけでは音を出せません。音を出せるように粘り強く取り組み、総練習では軽快なリズムが校庭に響き渡りました。
入場する児童たちも、演奏に合わせて力強く行進。開会式後はみんなで一緒に競技に挑みます。感染対策に伴う制限がなくなり、競技中は仲間へ大きな声援を送ります。5・6年生が下級生のお世話を積極的に行い、みんなが楽しみながらスムーズに進行していきました。
運動会当日は、多くの保護者や地域の人が応援に駆け付け、たくさんの声援と笑顔にあふれた運動会になったそうです。