カピバラ

今回はキタゾウアザラシを紹介します。現在、日本国内では加茂水族館でのみ飼育しています。鶴岡市の海岸に漂着し、保護されました。
北アメリカ大陸の、北はアラスカから南はカリフォルニア、メキシコのバハ・カリフォルニアの太平洋沿岸に生息しています。日本沿岸には生息していませんが、3件の漂着例があります。
魚類やイカ・タコなどの餌を探し、一年の4分の3ほど太平洋を回遊しています。回遊は年2回、雄と雌ではルートが異なります。雄はカリフォルニアからアラスカ、アリューシャン列島までを往復する南北の回遊、雌は太平洋の真ん中へ向かって東西の回遊を行っているのです。
日本海で見つかったのは初めてです。保護当初はけがをしていたこともあり、警戒心が強く、威嚇されました。
名前の通り、最大の特徴はゾウのように突き出た大きな鼻!この特徴は雄だけのもので、雌の鼻は長く突き出ることはありません。
夏に換毛期を迎えると“毛が抜ける”というより、脱皮するかのように皮(毛)がはがれていきます。新しい毛が生えてくるまで、体温を保つために海岸で過ごします。
餌を取るために、深い海へ長時間潜ることができるぞ。雄の場合、通常は下記の通り。
●潜水深度:300~800m
●潜水時間:20~70分
1,500m、2時間潜ることも可能じゃ。雌は雄ほど深くは潜らないようじゃ。
出産期は12~1月。出産のためカリフォルニアの海岸に上陸してきた雌をめぐって、雄同士の激しい縄張り争いが始まります。1頭の雄が100頭もの雌を独占するハーレムを作ることもあります。
上陸後まもなく、雌たちは出産。産まれたばかりの赤ちゃんは真っ黒な産毛に覆われ、体重は30kg程度、母乳で育てられます。約1カ月の子育てを終えると、ハーレムのリーダーである雄と交尾をして約一年後に出産します。
保護された「なおみ」の普段の様子は、泳いでいるか寝ているか。たまに、プールの底に横たわって寝ていることも。
プールではガラス際で泳ぐことが多く、泳ぎながら来館者をじっくりと観察しているようでもあります。鼻をガラスに押し付けるので、鼻がつぶれたようになってしまい、何とも言えない表情に…。
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