レッドリストの動物たち「アマゾンカワイルカ」

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レッドリストとは?

IUCN(国際自然保護連合)が作成している、絶滅のおそれがある世界の野生生物をまとめたもの。2024年11月の時点で、絶滅のおそれがある種は約46,300種掲載されている。

 

アマゾンカワイルカ

2023年10月、南米のアマゾン川でひどい干ばつが起こったことで川の水が減り、漁業や観光、地域の生活に大きな影響が出ました。多くの野生動物も犠牲になり、特にアマゾンカワイルカは1週間で120頭も犠牲になったそうです。
アマゾンカワイルカは、アマゾン川とオリノコ川にすむイルカで、雄の体はピンク色。1度に1頭しか子供を産まず、10年かけて大人になります。物を使って雌の気を引く行動をしますが、詳しいことはまだよく分かっていません。絶滅の危機にあるといわれていて、干ばつでさらに危機が深まりました。

気候変動で干ばつや豪雨が増えると、アマゾンカワイルカにとって大きな脅威になります。これはアマゾンの生態系全体に関わる重要な問題で、気候変動を止めることが急務となっています。

 

情報・画像提供:WWFジャパン
WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす環境保全団体です。

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