メコン川流域「インドシナヒョウと密猟」

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メコン川とは?

6つの国を通って流れる、東南アジアで一番長く大きい川。周りにはサバンナや熱帯雨林など多様な自然が広がり、さまざまな生き物が生息している。

 

大きい獲物も狩れるよ!

メコン地域周辺だけに生息しているヒョウの亜種、インドシナヒョウ。500kg超の大型草食動物を獲物にするヒョウは、世界的に見てもこの地域のインドシナヒョウだけだそうです。
ヒョウは、アジアからアフリカまで広く生息していますが、特にアジアにすむ亜種は絶滅のおそれが非常に高く、インドシナヒョウも例外ではありません。

 

仲間を助けてほしいな…

インドシナヒョウの貴重な生息地であるカンボジア東部の野生生物保護区では近年、野生生物を狙った密猟が多発しています。標的を定めた密猟だけでなく、とにかく大量のわなを違法に仕掛けて無差別に捕る、というやり方も少なくありません。捕れた動物によって肉を食用にしたり、牙や骨や毛皮を利用したりするのです。

2016年からの1年間で撤去されたわなは5,515個。増え続ける密猟に対して、国に雇われて対策にあたるレンジャーの人数も、パトロールに使える機材も、圧倒的に不足しています。そこでWWFは、地域の若者たちの中から「コミュニティ・レンジャー」を募ってトレーニングを行い、パトロールができる人材を増やしています。

 

情報提供:WWFジャパン

WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす国際的な環境保全団体です。

問い合わせ:WWFジャパン
ホームページ:https://www.wwf.or.jp
メール:hello@wwf.or.jp
電話:03-3769-1241

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