宮城県立秋保かがやき支援学校「こけしの絵付け体験」

宮城県

更新

伝統工芸品のこけしの魅力を学びました

今月紹介するのは、秋保かがやき支援学校の「こけしの絵付け体験」です。11月に仙台市で『観光レジリエンスサミット』という国際会議が行われました(詳しくはこちらへ)。宮城県の伝統工芸品であるこけしを紹介するため、そのこけしの絵付けを秋保かがやき支援学校の子供たちが行いました。
始めに、作並こけし職人の平賀輝幸さんから、丸太からこけしができる過程や、県内には鳴子こけし・作並こけし・遠刈田こけし・弥治郎こけしの4種類があると教えてもらいました。絵付けは、黒・赤・緑の染料と筆を使って、顔の表情や胴体の模様を思い思いに描いていきます。

筆が苦手な子はペンを使ったり、先生に手伝ってもらったりしながら、真剣な表情で取り組む児童たち。底に名前を書いたら完成です。出来上がりを見て拍手をする姿や笑顔が見られました。
校長先生は「職人さんが作った『本物』に触れる機会やいろいろな体験をさせてあげたい。記事を見た方には子供たちが頑張っている姿を知ってもらえたらと思います」と話していました。4月に開校されたばかりの新しい学校のため、地域の伝統に誇りや愛着を持つ機会になったようです。子供たちが作った個性豊かなこけしは、秋保地区のおもてなし会場に展示され、海外からの参加者の目を楽しませていたそうです。

一覧に戻る

宮城県・山形県・富山県内の
小学校での
活動を教えてください

環境問題についての学習、ゴミ拾いなどの清掃活動、地域学習、伝承活動、国際交流など、
学年やクラス・委員会などで行う取り組みを教えてください。
エコファミ編集部が取材に参ります!
※記事は編集部が作成いたしますので、お気軽にご連絡ください。

宮城は応募多数のため
現在募集をお休み中です

山形版の
応募詳細をみる

富山版の
応募詳細をみる

オススメ情報