みんなで作った力士!巨大紙相撲大会
今月紹介するのは、蕨岡小学校の「巨大紙相撲大会」です。
蕨岡地区で行われている「蕨岡大文化祭」で恒例のイベントです。蕨岡小は、学校(児童)と地域(住民)を結び、開かれた学校づくりを目指し、2010年から毎年参加しています。新型コロナウイルスの影響で大会が中止されていましたが、3年ぶりに開催されました。
高さ170cmほどの力士を、10月29日の本番に向けて10月初めに制作開始。縦割りの6班で、巨大紙相撲蕨岡場所を取り仕切る「蕨岡ダンディーズクラブ」という地域の方々に教わりながら作ります。
デザインは6年生が考え、色紙の切り貼り、着色などの作業はみんなで分担します。
参加経験がない1~3年生を上級生が手助けし、地域の方々にアドバイスを求めながら、強い力士を完成させました。
当日、巨大紙相撲大会には地域の各団体、蕨岡小の児童や教職員が制作した力士が出場。土俵の上で組み合う力士を、班のみんなで土俵をたたいて動かします。白熱した戦いが繰り広げられ、優勝したのは児童の力士!
優勝した班の一人は「作るのは難しかったけど、地域の方からアドバイスをもらい、優勝できたので嬉しかった!」と話していました。
先生方は「地域の方々との触れ合いや協働を通して、ふるさとを好き・誇りに思う心を育み、地域の担い手となってくれることを期待しています」と話していました。