栗原市立一迫小学校「栗駒山麓ジオパーク学習」

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栗原市立一迫小学校

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栗駒山麓の地質や自然を学びました

今月紹介するのは、一迫小学校が取り組む「栗駒山麓ジオパーク学習」です。総合的な学習の一環として2014年から毎年、4年生が栗駒山麓の大自然と、そこで起きた自然災害について学習します。

今回は野外観察の様子を取材。広大な栗駒山麓ジオパークの中から「荒砥沢地すべり」「世界谷地」「山脈ハウス」の3カ所を訪れました。荒砥沢地すべりは、岩手・宮城内陸地震により発生した日本最大級の地滑りで、地質や地滑りの仕組みを学びます。地層と同じ岩石に触って重さや粒子の違いを自ら確かめることができました。世界谷地では、標高1,100mの新緑のブナ林を歩き、この時期に見られる植物を探しながら湿原へ向かいます。生物について楽しく教えてもらう児童たちは興味津々で「あれは何?」「セミの抜け殻を見つけたよ!」と、あちこちを探索。たくさんの自然に触れていました。栗駒山麓のきれいな水を利用した、いけすが敷地内にある山脈ハウスでは、栗駒耕英地区発祥のイワナ養殖について学びます。悠々と泳ぐ大きなイワナに、児童たちは「こんなに大きくなるんだ!」とびっくり。最後はイワナのミニ天丼を試食し、大満足の野外観察になったようです。

担任の先生は「学んだことを家族に伝え、家族みんなで自分たちが住んでいる栗原に誇りを持てるようになってほしい」と話していました。

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