減災行動について学びました
今月紹介するのは、鶴が丘小学校が取り組む「減災セミナー」です。総合的な学習の時間として2017年から取り組み始めました。災害への備えや自分の命を守る大切さを学び、自身で考え判断する力を身に付けます。松森市民センターの協力をいただき、東北大学災害科学国際研究所から講師を招いて減災行動を学びました。
始めに、日本全国で地震や豪雨による災害が多発していること、日頃から災害への備えをしておくことが大切というお話を聞きます。地震・津波・大雨による災害の仕組みや被害について、分かりやすい解説と映像に、子供たちは「へぇー」「こわい」と真剣な表情。災害から身を守る知識や工夫が詰まったハンカチをプレゼントにもらい、熱心に眺めていました。
スタンプラリーでは、6つの問いに答えます。災害時に自分ならどうするか、それぞれ5つの答えのスタンプの中から1つを選んで台紙に押していきました。最後に「災害に備えて一人でもできること」などグループで話し合いながら意見をまとめ、みんなの前で発表します。「テレビで天気予報を見る」「明かりを用意しておく」など具体的な回答が出ていました。
担任の先生は「4年生は10歳という節目の年。減災面からも自身の大切な命を守ることへの考えを深め、周囲に対する感謝の気持ちを持ちながら成長していってほしい」と話していました。