地域の歴史を協力して学びました
今月紹介するのは、西郷小学校が取り組む「なかよし遠足」です。全校児童がグループに分かれて、運動会の練習や業間活動などに取り組む、縦割り活動の一環として行われています。今年度の遠足は「西郷をもっと知ろう」をテーマに、初めて校外ウオークラリーを実施。歴史的背景のあるチェックポイントを4カ所巡ります。地域の方のお話を聞いてクイズに答えて得点を競い合い、楽しみながら地域の文化や歴史を学びました。
晴天の中、児童は1グループ20名ほどで4グループに分かれ、それぞれ地図を確認しながら出発です。6年生の一人がリーダーとしてグループをまとめ、高学年が低学年を優しく手助けします。道中は1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生がペアになって励まし合いながら歩く姿が見られました。チェックポイントでは、地名の由来や歴史についてのお話を聞いたり、石碑を読み解いたりと、クイズを解くためにチームワークを発揮します。約3時間かけて巡り歩き、学校に戻ってゴールです! 楽しみにしていたお弁当の時間は、達成感とお弁当のおいしさに笑顔があふれていました。
リーダーに話を聞くと「自分が低学年の頃、リーダーたちが格好良くて憧れていました。6年生になって、今日はちゃんと指揮が取れていたと思うので成長できたと感じます。」と話していました。