自然を満喫し、仲間との絆を深めました
今月紹介するのは、西川小学校の「ブナの森自然学校」です。
この活動は今年で10年目となり、月山・弓張平オートキャンプ場を拠点に、西川町の自然の中でさまざまな体験をします。2泊3日のキャンプ生活で、ふるさとの良さを再発見する他、友達と協力して生活することが目的です。
1日目は雨の中、姥沢からネイチャーセンターまでの山歩きです。雨の日の自然の美しさを知りました。
野外炊飯では一斗缶を利用してかまどを作り、一人一人空き缶でご飯を炊く方法に挑戦。
ナイトウォーキングでは、暗闇の森に怖がっていた様子でしたが、何も見えない分、自然の音・匂いを強く感じられたようです。
2日目は、ブナの森の山歩き、六十里越街道の散策、カヌー体験の中からやりたい活動を選択し、自然を満喫しました。
野外炊飯では、火おこしも滞りなくできるようになり「友達が上手に火をおこしてくれました。
いつもと違う友達の良さに気付きました」と話す子もいて、友達の新しい一面を知ることができたようです。
3日目は木のペンダント作りをして、無事終了です。3日間の共同生活で、一人一人がたくましく成長し、学級の団結力も強まりました。
先生方は「この先も西川町の自然・人・物を活用した『ふるさと楽行』で、ふるさとのことを学び、西川町が大好きと言える子供を育てたいです」と話していました。