スローガン掲示物を作りました
今月紹介するのは、荒井小学校の「たてわり活動」です。
2020年に開校したばかりの荒井小では、地域ごとに14のたてわりグループに分かれ、さまざまな交流を通して絆を深めています。
今年度は年5回の活動を予定し、取材した2回目では『なかまたちとあふれる笑顔を咲かせよう』という児童会スローガンをテーマに、壁に貼り出す作品をそれぞれ作ります。
当日、たてわりグループごとに各教室へ分かれて作品づくりを開始。始めにリーダーの6年生が完成図や作り方について、メンバーに説明します。
どんな作品にするか、6年生が事前にアイデアを出し合い、入念に準備をしてきたため、段取りよく進んでいきます。
高学年は、作り方が分からない子に優しく教えたり、時間内に終わるように取りまとめたり、リーダーシップを発揮。高いところに手が届かない低学年に「椅子を使ってもいいよ。椅子に上がるときは靴を脱いでね」など、お世話する姿もたくさん見掛けました。
緊張していた下級生たちも、だんだんとリラックスして楽しい時間を過ごせたようです。
14枚の作品は昇降口に飾られ、児童は作品を誇らしげに見たり、「楽しかったね」と思い出話をしたりしているそうです。
先生方は「仲良くなったから自分からあいさつをしよう!今度はこんなことしたいな!といった主体性のある『荒井っ子』を育てていきたいです」と話していました。