子供が自分で簡単にお片付けできる子供部屋の収納術を、住宅収納スペシャリストの冨野真美子さんに伺います!自己肯定感や集中力がアップする「自分でできた♪」を増やすしくみづくりで子供のお片付け能力を育てましょう!
第3回は、散らかりがちなお便り整理・収納法を紹介します。
お便り整理・収納のポイント
ポイントその1
「お便り置き場」を決める
お便りを置く場所を1カ所作りましょう。
まずは持ち帰ったお便りを子供たちに出してもらわなければなりません。そのためにも、子供自身が使いやすい場所を選んでください。
例えば…
- 子供が置きやすい高さ
- 帰宅後にスムーズに置くことができる動線上
そしてvol.2で紹介した学習用品と同じように、子供が簡単に置けるシンプルさも重要です。
ポイントその2
子供別・確認頻度別に分ける
置き場を決めたら、内容の重要度や確認頻度・対象ごとに仕分けしてファイリングします。
- 【A】大切
・期日があるもの(準備物、集金)
・行事の詳細
など - 【B】よく見る
・年間/月間予定表
・時間割表
など - 【C】たまに見る
・学校の要項
・非常時の対応
・名簿
など
確認漏れを防ぐため、子供別にせず一つにまとめて管理してもOK。
※分類の方法はあくまで一例です。ご自身やご家庭のライフスタイルに合う方法を見つけてくださいね。
ポイントその3
紙ごみ入れを近くに置く
紙類を溜めないためには「分類→整理→保管→廃棄」の流れをスムーズに行える仕組みづくりが大切です。
読み終わったお便りや不要な紙類を入れる場所が近くにあると、大切なお便りの紛失も防ぐことができます。
まとめ
ついつい溜めてしまいがちなお便り。家事や仕事で疲れているときなどはますます億劫になってしまいますよね。
溜めないポイントは
- お便り置き場がすっきりしている時の心地良さをイメージする(思い出す)
- 「お便りチェック時間」を決める(家事が一段落した時や寝る前など)
毎日きっちりこなそうとしなくても大丈夫です!この記事を参考に、ご自身に合うタイミングや分類方法を見つけてくださいね♪
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