子供が自分で簡単にお片付けできる子供部屋の収納術を、住宅収納スペシャリストの冨野真美子さんに伺います!自己肯定感や集中力がアップする「自分でできた♪」を増やすしくみづくりで子供のお片付け能力を育てましょう!
前回は行事予定など保護者が読む“お便り”の整理術を紹介しました。第4回は、学習プリントなどの子供が使うプリントの整理術です!
ポイントは3つの『か』
ポイントその1
『か』んたん(簡単)
子供の物は子供が自分で管理できる仕組みを作ってあげることが大切。
その際もvol.2で紹介した学習用品と同じように簡単なことがポイントです。
ポイントその2
『か』んさつ(観察)
子供の性格は十人十色。整頓が好きな子もいれば、そうではない子もいます。
さらに宿題や習い事、好きな遊びなど、やるべきこと・やりたいこともたくさんあるので、片付けはどうしても後回しになりがち…。
なので、仕組みを整えた後はその様子を観察し、子供の立場で考えてみることがポイント。
「どうすれば片付けがしやすくなると思う?」など一緒に話しながら、子供が一人で片付けやすいように仕組みを改良していきましょう。
ポイントその3
『か』んしゃ(感謝)
仕組みを作っても散らかってしまうのは仕方がないこと。
なぜなら、片付けに対する意識がお母さんと子供では違うから。好奇心旺盛な子供にとって片付けの位置付けはとても低いです。
だからこそ、片付けをお願いするときはその理由を具体的に伝え、少しでも頑張ってくれたら「頑張ったね!」「ありがとう!」「お母さんとても助かったよ」と感謝の気持ちを伝えることがポイント。
完璧にできなくてもたくさん褒めてあげることが、お片付け上達への近道です★
まとめ
学校や習い事によってプリントの量や種類は異なりますが、大切なことはプリントの所有者である子供が自分自身で管理できるように一緒に考えてもらうこと。
全てをきちんとできなくても大丈夫!
少しずつ伝えることで将来的な片付け習慣につながりますよ♪
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