【自分でカンタンお片付け】集中力アップ!勉強!学習机の整え方【vol.2】

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冨野真美子(住宅収納スペシャリスト)

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子供が自分で簡単にお片付けできる子供部屋の収納術を、住宅収納スペシャリストの冨野真美子さんに伺います!自己肯定感や集中力がアップする「自分でできた♪」を増やすしくみづくりで子供のお片付け能力を育てましょう!

第2回は、勉強が捗る学習机の整え方を紹介します。

 
 

学習環境づくりのポイント

集中できる環境づくりのためには「余計な物を視界に入れないこと」「使う物の出し入れがしやすいこと」が重要です。

 

ポイントその1
机の上を整える

  1. 机の上・目の前には学習に必要な物だけ
  2. 学習中、目に入る場所におもちゃ・写真・絵など(図工の作品やキャラクター)があると集中力が損なわれてしまいます。
    それらはvol.1で紹介した「くつろぎ・遊びゾーン」に移動しましょう。

    同じく、デスクマットも絵柄の無いシンプルな物がお勧めです。

  3. 机の上に置く物を厳選し、スッキリ整頓
  4. 机の上に必要以上の物が置かれていたり、片付いていなかったりすると、勉強に取り掛かろうとする段階で意欲が失われてしまい、学習中の集中力も削がれてしまいます。
    筆記用具は必要最低限な数に厳選し、頻繁に使う物以外は机の引き出しか別の場所に収納しましょう。

 
 

ポイントその2
物のしまい方を工夫する

  1. よく使う物は取り出しやすくしまいやすい場所に
  2. 毎日の学習で必ず使うものがすぐ見つからなかったり、机から離れて取りに行ったりすると、勉強を一旦中断しなければなりません。そうすると折角の学習意欲が喪失してしまいます。

    ポイントその1-②厳選したアイテムは学習中にすぐ取れる範囲に定位置を決めましょう。
    お子さまと一緒に話しながら場所を決めると、お片付け意識の手助けになります♪

    またリビングなどすぐに手に取れる場所に辞書を置いておくと、日常生活の中で知らないことをすぐ自分で調べる習慣にもなるのでお勧めです。

  3. アクション数は少なくシンプルに
  4. 『出し入れのアクション数の少なさ=片づけやすさ』です。
    引き出しや扉のある収納よりも「置くだけ・入れるだけ」のシンプルな収納にすることで、出しっぱなしを防ぐことができます。

 
 

まとめ

早めに学習環境を整えてあげることは将来の学習習慣につながります
親子で一緒に話し合いながらご家庭の生活スタイルやお子さまの性格に合う学習環境を作ってみてくださいね。

 

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