【自分でカンタンお片付け】子供が自分でお片付けしやすい♪衣類収納のコツ【vol.6】

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冨野真美子(住宅収納スペシャリスト)

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子供が自分で簡単にお片付けできる子供部屋の収納術を、住宅収納スペシャリストの冨野真美子さんに伺います!自己肯定感や集中力がアップする「自分でできた♪」を増やすしくみづくりで子供のお片付け能力を育てましょう!

第6回は、子供が自分でお片付けしやすい洋服の収納についてご紹介します!

 

「取り出しやすく、しまいやすい」を叶える3つのポイント

「洗濯物は自分でタンスにしまってね」とお願いしても、いつの間にか部屋の隅に畳んだ洋服が積み重なってしまっていませんか?
もしかしたら子供にとって出し入れのしにくい不便な収納になっているのかもしれません。

洋服収納のポイントは「収納の高さ」「しまう量」「簡単さ」の3つ。今お使いの収納と見比べてみてください。

 

ポイント①
収納の高さ

掛けるタイプでも引き出しタイプでも、収納は子供の身長に合わせた高さがポイント。
体を屈めたり背伸びしたりせず、手の上下だけで出し入れできる「腰から目線まで」の高さです。

片付けがうまくいかないなと思ったときは、子供が取り出しにくい高さになっていないか、その様子を見たり直接聞いてみたりしながら掛ける高さや引き出しの深さを考えてみましょう。

 

ポイント②
しまう量

収納ケースの中にたくさんの衣類を詰め込んでいませんか?
一見きれいに収納されていても種類や柄が一目で分かりづらく、シワやカビが発生するなど衣類の状態も悪くなってしまいます。

衣類同士が窮屈に入っていると片手で取り出しにくく、他の衣類も一緒に出てきてしまうことも。
また「やっぱり違うのにしよう」と思ったときにしまうのが面倒になり、そのまま出しっ放しにしてしまいがちです。

ケースに余裕をもって入る量や1シーズンで必要な量を考え、子供が身支度をしやすい環境を整えてあげましょう。

 

ポイント③
簡単さ

上着など“毎回洗濯するわけではない”衣類をハンガーに掛けることはどうしても面倒に感じるもの。大人でもおっくうになることがありますよね。

そんな場合は置きっ放しにしがちな場所の近くにカゴやフックなどを設置して、脱いだら置く(or掛ける)だけ!というように片付けのハードルを下げてみましょう。

 

まとめ

家は学校から帰ってきて心と体をリラックスさせる場所。
“常にきれいにきちんと”だと疲れてしまうので、肩の力を抜くことがとても大切です。

「取り出しやすい」ことだけでなく「しまいやすい」ことも意識することで、子供たちが洗濯物のお手伝いをしやすくなりますよ♪

 

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