小学校高学年も大満足の実験キット「金属探知機工作キット」

見ることよりも聞くことのほうが理解しやすく、記憶しやすい特性をもつ聴覚優位タイプの子どもたち。平均的な能力をもつ子どもに合わせた学校の授業の場合、特性とうまくかみ合わずに苦労することがあります。
そこで、彼らの特性を理解するために臨床発達心理士の米田奈緒子さんが聴覚優位タイプの子どもたちの特徴や向いている学習法などについて解説します。
聴覚優位という認識が生まれたのは1996年のこと。イギリスの教育学者であるスミスが新しいことを覚える際の子どもたちの情報の取り入れ方を下記の3タイプに分類し、“知覚の優位性”という考え方が世界に広がっていったことに始まります。
VAKモデル
視覚優先型(Visual):視覚情報の処理に優れている(視覚学習者)
聴覚優先型(Auditory):聴く事を通して理解することに長けている(聴覚学習者)
運動感覚/触覚優先型(Kinesthetic):実際に触ったり動いたりすることを通して学ぶ(運動感覚学習者)
この分類は、3タイプの頭文字を取って「VAKモデル」とよばれ、現在、教師はその子の特性に応じた指示の出し方を工夫したほうがいいと考えられています。
ちなみに2001年の、アメリカの教育学者であるミラーの発表によると、小・中学校および高校の生徒のうち29%が視覚優位型、34%が聴覚優位型、37%が運動感覚/触覚優先型であるということが判明しています。
では、上記の聴覚優位の説明にあった「聴くことを通して理解することに長けている」とはどういうことなのでしょうか。簡単に言い換えれば、聴覚優位型は、視覚や運動感覚(触覚)で得る情報よりも聴覚で得た情報のほうがインプット(記憶)されやすいということです。
心理学の用語で「マガーク効果」という言葉があり、人は視覚情報と聴覚情報が混ざり合うと錯覚を起こすことが分かっています。
例えば、「が・が・が」と発音している人の無音動画を見せながら、「ば・ば・ば」と発音している音を聞かせた後、何と発音していたかを質問すると「が」や「ば」ではなく「だ」と答えるという研究がされています。
このように、人は視覚や聴覚の情報の混乱から全く別の錯覚を引き起こしてしまうことがありますが、聴覚優位の子の場合は、先ほどの実験でも聴覚情報を優先的に記憶して「ば」と答えると思われます。
また、“聴く”ということに関していえば、「カクテルパーティ効果」という言葉を聞いたことがありますか?
パーティ会場のような沢山の人の声が混ざり合うような場所で、人は無意識のうちに耳に入ってくるたくさんの音の中から自分と話している相手の声を聴き分けて話をすることができますよね。このことをカクテルパーティ効果といいます。
人の聴覚は混ざり合う音源の中でも自由に選択して特定の音に注意を向けることができます。これは人が持つ「聞く力」の中の「選択的注意」という心理的な能力によるものですが、聴覚優位の場合、この選択的注意という能力が強いのです。
リンク先では、聴覚優位タイプの特徴や勉強法、サポート方法などをご紹介します。
全文は教育情報サイト「ソクラテスのたまご」でご覧ください。
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