小中学校で導入されているロイロノートとは?ログイン法など使い方やメリットとは

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文部科学省から発表されている「GIGAスクール構想」に基づき、全国の小中学校では1人1台のタブレット端末が配布されています。それに伴い、さまざまなアプリが使用されていますが、そのひとつが「ロイロノート・スクール」です。ただし、実際に操作をしていない保護者にとっては「使い方は?」「何ができるの?」と分からないことも多いですよね。そこで知っておきたい操作方法や活用法、導入メリットなどについてタブレット学習に詳しい元教師の金子大さんが解説します。

 

ロイロノート・スクールとは

ロイロノート・スクールとは、全国の小学校・中学校・高校・塾で導入されているクラウド型授業支援アプリ(オンライン環境で動作する学習効果を高めるためのアプリ)です。

現在、44都道府県283の市町教育委員会で導入実績があり、日本のICT教育を語る上で外せないアプリケーションのひとつといえるでしょう。

 

ロイロノート・スクールの特徴、できること

ロイロノート・スクールの大きな特徴は次の4点です。

情報や考えをまとめた“カード”が作成し、簡単に発表できる

ロイロノート・スクールでは、考えをまとめるために、文字だけでなく、動画や写真、インターネット上の情報を記載した“カード”を作成することができます。カードを作ることで短い授業時間内でも直感的な操作で、自分の考えを表現できます。

カードをプレゼン資料として活用する際は指でなぞった順番で映し出すことができます

 

みんなで“カード”を共有して考えを深められる

作成したカードは、ロイロノート・スクール内でつながっている端末で共有でき、発表したい順に指でなぞるだけで簡単に視覚的なプレゼンを行うことが可能。

子どもたちが自分の考えを発表したり、クラスメイトのカード比較したりすることで、対話的な学びが実現できます。

つながっている人のカードが一度に映し出され、みんなの考えを画面上で共有することができます

 

カードの蓄積

授業で利用した「カード」はデータとしてクラウド上に蓄積されていきます。授業で配られた資料や作成したプレゼン資料、実験動画などの記録が残っていくので、学習内容の振り返りが手軽です。

また体育の授業などでは、前の授業と比較しながら自分の成長にも気付けます。上達がはっきりと分かれば、子どもたちはより主体的に取り組めるでしょう。

いつどんなことを調べ、考え、学んだのかをひとめで確認することができます

 

シンキングツールを使った思考

考えを深めるときには「シンキングツール」を使用します。「シンキングツール」とは頭の中の考えや思いを視覚的に表し、比べたりまとめたりするための図やグラフのことです。

利用できるシンキングツールは、ベン図やピラミッドチャート、イメージマップなど全18種類。授業の目的や内容に合わせて使い分けます。

繰り返しシンキングツールを使うことで、想像しながら考えを広げたり、比較しながら考えを深めたりする思考力が養われます。

図やチャートを使えば思考の整理がしやすくなります

画像引用:ロイロノート・スクールパンプレット

 

リンク先では、ロイロノート・スクールの使い方や、ロイロノート・スクールで出来ることをご紹介します。

全文は教育情報サイト「ソクラテスのたまご」でご覧ください。

 

 

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