毎年、夏休みの宿題で悩むものといえば、自由研究ではないでしょうか。
親の手をかけずに、見栄えの良いものが作れたらいいな…ということで、今回は工作が大好きな姉弟、モエちゃん(10歳)とトラくん(7歳)が「手作り顕微鏡工作キット」「ダンボールクーラー工作キット」にチャレンジ。
一見、作るのが難しそうに思えますが、実際はどうなのか、ママ目線も交えて紹介します。
「手作り顕微鏡工作キット」「ダンボールクーラー工作キット」のセットが夏休みの間だけ送料無料!下記から購入いただけます。
組み立ては簡単!接眼筒作りとレンズの装着がポイント
「今度、理科の授業で顕微鏡を使うから、自分で作っていろいろな物を見てみたい!」と、作る意欲まんまんのモエちゃん。
早速、キットを開けて中身を見てみると、細かい部品が多く、レンズやスライドグラスなどのガラスの部品も入っていました。
「たくさん部品が入っているね。無くしたり割れたりしないように、机の端にまとめておこう」と、モエちゃん。さすが高学年です。
まずは説明書を見ながら、台紙のパーツを外し、顕微鏡の土台から作ることにしました。
このほか、色をつけるためのマジックや絵の具、セロテープを自分で用意する必要があります。
切り込みの入った台紙からパーツを外し、「わからなくならないように、説明書通りにパーツを並べてから作ることにしよう」と、説明書の図の通りに、切り取った台紙を並べたモエちゃん。
そのおかげか、説明書を見ながら、顕微鏡の土台はスムーズに組みたてることができました。「もうできちゃった」と、うれしそうです。
接眼筒作りに少し苦戦。思わぬトラブル発生!?
次に接眼筒の部分を作っていきます。接眼筒の本体に付けるパーツに、ボンドを使ってレンズ押さえを装着します。
パーツにレンズ押さえを押し込んで装着するため、上からボンドがあふれ出てきました。それを慌ててティッシュでふき取るモエちゃん。おかげで、きれいに装着することができました。
さらに「対物レンズの向きは合っているかな?」と、何度も上下を確認してからパーツにレンズを装着。
「間違えていないか、ドキドキする」と、緊張しながらも、無事に接眼筒が完成。あとは土台に差し込むだけ。ここまで20分かからずにできました。
顕微鏡が完成し、モエちゃんは「自分の髪の毛が見たい」と言って、スライドグラスに自分の髪を1本セロテープで貼り付けました。そして、LEDライトをつけようとしたら、「あれ?スイッチが固くて動かない…」と、モエちゃん。
LEDライトのスイッチ部分を確認してみると、スイッチが動かないように小さな部品が付いていたのを発見。それを外してから、再度顕微鏡を覗いてみると、今度は「筒が固くて動かしづらい。ピントが合わせられない…」と、困った様子。
接眼筒を土台から外して確認してみると、接眼筒と対物レンズが入ったパーツを装着したテープが少しはがれ、動かしづらい状態になっていました。すぐにテープをキレイに貼り直したら、スムーズに動くようになりました。
ここの部分です。
きれいにテープを貼り直したら接眼筒がスムーズに動くようになったので、再度、髪の毛を顕微鏡で観察してみることに。「すごく太い線が見えるよ。ママの髪の毛も見せて。ママは色が薄いね。他に何かないかな…」と、周りを見渡し、ティッシュペーパーを発見。
2枚に重なったティッシュペーパーを1枚はがしてちぎり、スライドグラスの上に乗せて見ると「わあ、すごくたくさんの線が見える。面白い!」と興奮気味の様子。
ティッシュペーパー
さらに、モエちゃんは、冷蔵庫から持ってきた紫玉ねぎの皮とレタスをスライドグラスの上に乗せて「レタスがキレイ! 緑の結晶みたいだよ。玉ねぎの皮は黒い粒も見える。見た目とは全く違うね」と、驚いています。
レタス
紫玉ねぎの皮
絵の具とマジックを使って色を塗るのも楽しい!
「色塗りが楽しみ!」と、うれしそうに色を塗り始めたモエちゃん。
何色も使って自分だけの顕微鏡が完成しました。
「ミクロの世界って面白い。形が全部違うんだね」と、ワクワクした表情で話してくれたモエちゃん。楽しい驚きと発見があったようです。
この記事で紹介している「手作り顕微鏡工作キット」「ダンボールクーラー工作キット」のセットが夏休みの間だけ送料無料!こちらから購入いただけます。
7歳でも少しの手助けで作れる「手作りクーラー」!
7歳のトラくんが挑戦したのは「ダンボールクーラー工作キット」です。水を入れて凍らせたペットボトルを置くと、涼しい風が出るというものです。
「暑いから自分用のクーラーが欲しいよ」と、早くも作りたくてウズウズしているトラくん。
キットの中身を開けてみると、部品よりも切り取る台紙が多く入っていました。
このほか、500㎖の水を入れて凍らせたペットボトル、単三電池が三本、色をつけるためのマジックや絵の具、セロテープを自分で用意する必要があります。
まずは、台紙からパーツを外すトラくん。「破れそう」とドキドキしながら、一生懸命にパーツを外しました。
説明書の図を見ながら「これはこうだよね。これはここ」と、スムーズにモーター部分を作るトラくん。さすが男の子!
プラモデルを作ったりダンボールで工作をしたりすることが好きなせいか、自分で組み立てる作業が得意のよう。図を見ながら一人で組み立てています。
プロペラ部分もサッと折ってテープで止め、部品を使ってプロペラをモーターに固定します。
ところが、「プロペラが分厚くて部品が止まらないよ」と、トラくん。何度やっても止まらなかったので、セロテープで固定することにしました。
この青い部分が外れてしまうのでテープで固定しました。
次に電池ボックスとモーターの3色の導線を、説明書通りに組み合わせて接続します。
接続といっても、導線の針金部分をぐるぐる巻いて、針金部分にセロテープを止めるだけなのですが、「針金がうまく巻けない。難しい」と、トラくん。
やはり細かい作業は苦手のよう。1本は自分でやり、もう1本はお手伝いすることにしました。
導線をつなげたらスイッチを入れて、プロペラが回るのをチェックします。
勢いよく回るプロペラを見て「うわぁ、紙なのに風が出るなんてすごい!」と、驚くトラくん。
あとは組み立てた箱に、プロペラが付いたモーターと送風口を付ければ完成です。意外にも25分ほどで完成しました。
待ちきれないと言わんばかりに、凍らせておいたペットボトルを冷凍庫から取り出したトラくん。
スイッチを入れて風が出てくると、「うわっ、本当に涼しい~!」と大喜びです。これからの季節に活躍しそうです。
色塗りするなら、部品を組み立てる前がよい!?
完成した「ダンボールクーラー工作キット」を、少しずつ分解しながら色塗りをするトラくん。「色塗りは、作る前にやってから組み立てたほうが良かったんじゃない?」と言いながら、迷わず青色ペンでサッと色を塗り、大好きな星を絵の具で描いていました。
「ちょっとだけ難しいところがあったけど、思ったより簡単だった。涼しくて気持ちいいね」と、冷たい風にあたりながら、満足気でした。
「手作り顕微鏡工作キット」を親子でジャッジ
おすすめの学年 (低学年、高学年以上など) |
小学校中学年から |
難易度 | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★★★☆ |
ワクワク度 | ★★★★☆ |
実用性 | ★★★☆☆ |
ビジュアル | ★★★★☆ |
自由研究への適性 | ★★★★★ |
こんな子におすすめ | 理科に興味がある、好奇心のある男女におすすめ! |
「ダンボールクーラー工作キット」を親子でジャッジ
おすすめの学年 (低学年、高学年以上など) |
小学校中学年から |
難易度 | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★★★☆ |
ワクワク度 | ★★★★☆ |
実用性 | ★★★☆☆ |
ビジュアル | ★★★☆☆ |
自由研究への適性 | ★★★★★ |
こんな子におすすめ | 暑がりの子、実用的な物を作りたがる子におすすめ。 |
「手作り顕微鏡工作キット」「ダンボールクーラー工作キット」のセットが夏休みの間だけ送料無料!こちらから購入いただけます。
単品での購入をご希望の方はこちらからどうぞ。購入金額が2,500円(税別)以上の場合は送料無料となります。