メコン川流域「天然ゴムとメコンの森②」

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メコン川とは?

6つの国を通って流れる、東南アジアで一番長く大きい川。周りにはサバンナや熱帯雨林など多様な自然が広がり、さまざまな生き物が生息している。

 

タイとミャンマーの国境にある南北の保護区群をつなぐ地域には、カレン族と呼ばれる人々が古くから暮らしています。
WWFはミャンマー政府とカレン民族同盟の協力を得て、それぞれの関係者に保護する価値が高い森林を評価・分類する方法を伝えました。守るべき森林と、農園として開発する場所をしっかり分けた土地の利用計画を作っています。

天然ゴム生産の特徴の一つは、多くが大企業が開発・運営する大規模な農園ではなく、小規模な農家によって管理されていること。
しかし、ミャンマーの小規模農家で生産されるゴムはさまざまな理由から、他の国に比べて収穫量が少なく、品質も国際的なタイヤメーカーの基準を満たしていない物が多いのです。

そこで、WWFは小規模農家に収穫量と品質を上げるための支援を行っています。同じ面積の農地から収穫できるゴムの量が増えれば、森を破壊して農地を広げることなく収入を増やすことができるからです。

 

情報提供:WWFジャパン

WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす国際的な環境保全団体です。

問い合わせ:WWFジャパン
ホームページ:https://www.wwf.or.jp
メール:hello@wwf.or.jp
電話:03-3769-1241

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