地元の特産品を育てて収穫しました
今月紹介するのは、大泉小学校の「白山だだちゃ豆の収穫」です。だだちゃ豆は、昔から鶴岡周辺の農家が大切に守り伝えてきた伝統野菜のエダマメです。地元の特産物に誇りを持ってほしい、農家の方へ敬意を持ってほしいとの思いから、2002年から地元農家の方の協力を得て、毎年全校児童で苗植えと収穫をしています。今回は収穫の様子を取材しました。
学校敷地内にある畑に植えられた苗は高さ50cmほどまで成長し、たくさんのさやをつけています。苗を根こそぎ抜き取る力仕事を5〜6年生が担当し、1〜4年生は枝からさやをもぎ取り、汚れなどは水できれいに洗い落とします。疲れが出てきた低学年の子には「お父さん・お母さんにおいしいだだちゃ豆をプレゼントするためにがんばるよ!」と高学年の子が励ます姿も見られ、みんなで助け合いながら収穫していました。梅雨が長かった影響で、収穫量は昨年よりも少ないそうですが、約70kgのだだちゃ豆を収穫することができました。収穫した一部は給食で食べるために6年生がゆで、その他はきちんと計量しながら、児童の世帯分と昨年お世話になった先生や地域の方の分を袋詰めしました。
児童たちは「家族に食べてもらうのが楽しみ!」「お爺ちゃんの家でだだちゃ豆を作っているけど、これからはお手伝いをしようと思った」と話していました。