そばの種まきをしました
今月紹介するのは、大久保小学校の「そば作りを学ぼう」です。全国的にもそばが有名な山形県。そば屋が多く立ち並ぶ「そば街道」と呼ばれる地域があり、村山市にも「最上川三難所そば街道」があります。大久保小では、総合的な学習の「村山市の魅力探し」の一環としてアグリランドむらやまの協力の下、今年から3年生がそば作りについて学習を進めています。今回は、その種まきの様子をご紹介します。
当日、12a(※)の大きな畑に集まった児童たち。種は、山形県の優良品種に登録されている山形県産オリジナル品種の「でわかおり」を使います。まき方のお手本を見せてもらった後、分担して1人1aほどの広さに種をまいていきます。均一にパラパラとまくのが難しく、何度も畑を往復するうちにこつをつかみ、上手にまけるようになりました。種をまいた後は、レーキという道具を使って土をかぶせます。レーキは重く、ふらつきながらも最後まで意欲的に取り組みました。「初めて種をまいたけど、量が偏ってしまって難しかったです。こんな大変な仕事をしている農家の人はすごいなと思いました」「畑が思った以上に広くてびっくりしました。レーキも重くて大変でした」と話していました。
今後は、そばの花の観察や収穫・製粉体験をした後、家族とそば打ち体験をして、おいしくいただく予定だそうです。
※土地の広さ(面積)の単位のことで、1a=10m×10mの広さがあります。