南三陸町立伊里前小学校「シロウオ漁の見学」

宮城県

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地域の伝統漁法を見学しました

今月紹介するのは、伊里前小学校の「シロウオ漁の見学」です。学校近くを流れる伊里前川には、春になると産卵のためシロウオが遡上してきます。このシロウオは、歌津地区に古くから伝わる伝統的な「ザワ漁」でとられています。ザワ漁は、川幅に合わせてW型に石を組んで(ザワ)仕掛けを作り、潮の満ち引きを利用して奥の籠へ追い込む方法です。シロウオはハゼ科の小魚で、体長は約6cm。半透明でうろこが無く、よく似た名前のシラウオとは別の魚です。伊里前小では、地元漁師の方の協力で2013年から毎年4年生が見学しています。

 学校から伊里前川へやってきた児童たちは、初めて見る仕掛けに「あれは何?」と興味津々です。ザワ漁について簡単な説明を受けた後、浅瀬の川に入り間近で見学。籠の中のシロウオを見て「いっぱいいる!」と歓声が上がりました。シロウオを手に取ると「ヌルヌルする!」「捕まえにくい!」とさらににぎやかな声が。優しく触って感触を確かめたり、泳ぐ様子を観察したりと、見学を楽しんでいました。その後は「なぜ体が透明なんですか?」「どのくらい大きくなりますか?」と質問が次々と出され、漁師の方の説明に熱心に耳を傾けていました。シロウオは、きれいな水と砂利がある場所でしか生きられず、近年は数が減っているのだそうです。

 校長先生は、「学校近くにある自然環境をきっかけに、ふるさとを大切に思う気持ちを育み、そして『自分に何ができるか』を考え、行動に移せる人になってほしい」と話していました。

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