仙台市立片平丁小学校「和裁の巾着制作」

宮城県

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和裁で巾着作りに挑戦しました!

今月紹介するのは、片平丁小学校の「和裁の巾着制作」です。裁縫には、洋服を仕立てる『洋裁』と、着物や浴衣などの和服を仕立てる『和裁』があります。和柄のハンカチを使った和裁の巾着作りに、5年生が挑戦しました。
 講師は宮城県和裁技能士会の方々です。簡単な手縫いとミシンを使った洋裁は家庭科の授業で経験済みですが、和裁は初めての児童たち。講師の方が『和裁とは何か』を説明してくれました。ミシンを使わずに自分の手と、針と糸で仕立てること。洋服のように型紙はないこと。糸を解いても針穴が残らないため、他の物に仕立て直せることなど、さまざまな特徴を学んだ児童たち。巾着作りを通して、和裁の技術である針の運び方も学びます。裁縫箱を準備したら、運針(波縫い)・返し縫い・玉留め・玉結びの仕方、まち針の使い方などを教えてもらいながら縫っていきます。

講師による運針の手本を見せてもらうと、その速さに歓声が上がります。指に針を刺さないよう気を付けながら、集中して取り組んでいました。
 児童たちは「プロの縫い方を見て勉強になった」「楽しかったし、またやってみたい」と話し、担任の先生は「日本の伝統や、和の文化に触れる機会が減っているので、日本の魅力を再発見してほしい。和裁士という職業を知るきっかけになったと思います」と話していました。

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