気仙沼市立大島小学校「海洋教育」

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気仙沼市立大島小学校

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ワカメ、カキ、ホタテの養殖作業に挑戦!

今月紹介するのは、大島小学校の「海洋教育」です。

地元の水産業と働く人への理解を深め、児童が『自分たちができることは何か』を考えるきっかけにしたいと、2006年当時の先生方の思いから始まりました。
漁業青年部の協力で、現在はさまざまな養殖業を学んでいます。

4年生はワカメ養殖を体験。
種となる2~3cmほどの小さなワカメをロープに挟む『種挟み』や、塩蔵されたワカメの茎と葉を分ける『芯抜き』などに挑戦します。難しい作業にも一生懸命に取り組み、商品になるまでの工程を学びました。

5年生はカキ養殖を体験。
養殖場・温湯処理の見学、カキむきをします。養殖場では、カキがついたロープの重さにびっくり! カキを食べたことがない児童も多く、カキむき後に試食した蒸しガキのおいしさに感激した児童もいたそうです。

6年生はホタテの養殖で、さまざまな工程を体験します。
寒い季節に行う作業では手袋を着けても手が冷たくなり、それでも夢中で取り組む児童たち。「海の仕事をしている人たちは寒い季節でも頑張っていてびっくりした」「安心して食べてもらうために、いろいろな工夫や苦労をしていることが分かった」と話していました。

先生方は「地元の海を学ぶことから始まり、世界の環境や漁業、食の問題など視野を広げながら、大島小らしい取組を目指したい」と話していました。

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