トヨタ自動車東日本の環境にやさしい、もっといいクルマづくりへの挑戦!

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トヨタ自動車東日本株式会社とは?

 

クルマができるまでの流れ

プレス・溶接

1枚の鉄の板から大きなプレス機を使って型抜きをし、型抜きしたさまざまな形の部品をつなげる溶接という作業をしてクルマの形にします。

 

塗装

ボディを美しい色に仕上げるとともにさびを防ぐための塗装をします。

 

組み立て

エンジンやタイヤ、ガラスなど、各部品を取り付け、クルマを完成させます。

 

検査

部品の取り付けが終わったクルマを1台ずつ検査します。厳しい検査に合格したクルマだけが完成車として認められます。

 
 

クルマを作るときにCO2がどうしても出てしまう

地球温暖化が問題に

地球の気温が、昔より少しずつ高くなっていることを地球温暖化といいます。気温が上がると、北極や南極の氷が溶けて海の水が増えたり、台風や大雨が増えたりします。この原因の一つが二酸化炭素(CO2という気体です。

 

地球温暖化を防ぐために

CO2の排出量と吸収量を、プラスマイナスゼロにする「カーボンニュートラル」に世界中が取り組んでいます。

 
 

トヨタ自動車東日本のカーボンニュートラルの取り組み

省エネ活動

  1. ロボットの小型化
     

     
    ロボットを小さくすることで使う電力を低減できます。また、軽くコンパクトにしたことで、作業もしやすくなりました。
  2. 塗装ロボットの更新
     

     
    従来から使用されているエアスプレー式の塗装機械に代わり、「静電気」を活用し空気を使わない塗装機械を開発しました。塗装効率(塗装の際に噴霧した塗料に対して実際に車体に塗着する塗料の割合)を従来型の60%~70%程度から、世界最高*の95%以上に向上。効率よく塗装できるため、ロボットを動かす電力が低減できます。
    *2020年3月現在、トヨタ調べ。

 

再生可能エネルギーの導入

工場の屋根への太陽光パネル設置や、水力や風力など自然の力で生み出される電気を使う割合を増やしています。自然の力を借りてCO2を出さないクリーンな工場を目指しています。日本は、2050年までにCO2をゼロにすることを目指し、トヨタでは、2035年までに全ての工場でカーボンニュートラルの達成を目標にしています。

 
 

私たちが目指す未来

「東北復興」を私たちの使命とし、地域に根ざした企業を目指しています。
そのため、工場でのカーボンニュートラルを進め、環境にやさしいもっといいクルマづくりに取り組んでいきます。

 
 

【取材協力・画像提供】
●トヨタ自動車東日本株式会社
WEBサイト:https://www.toyota-ej.co.jp/

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