山形のラ・フランス

山形県

更新

今回は西洋なしの中でも一番の人気、洋なしの女王「ラ・フランス」を紹介します。とろける味と香りを楽しめる時期になりました!

 

全国生産量の約7割が山形県

山形県は、西洋なしの生産量が全国第1位で、全国の生産量の約7割(※)を占めています。その中でも最高級の評価を受ける「ラ・フランス」は、1864年にフランスにて発見されました。そのおいしさに「わが国を代表するにふさわしい果物!」と賛美されたことが名前の由来だそうです。山形県では大正初期から栽培され始めたものの、見た目の悪さや栽培の手間から、受粉樹に利用されるだけでした。1970年頃から生のフルーツの需要が高まり、西洋なしブームの火付け役になったのが、山形県のラ・フランスなのです。

 

食べ頃のサインは「軸」とその周り

ラ・フランスは、食べ頃になっても果皮の色が黄色に変化しないので、食べ頃の判断が難しい果物です。ポイントは「軸」とその周りの見た目の変化。収穫したときは軸が新鮮で、軸周りに「シワ」がありません。食べ頃になると軸がしおれてきて、軸の周りに細かい「シワ」が寄ってきます。食べ頃を逃さないようにしましょう!

 

ラ・フランスハヤシ

楽しみにしていたラ・フランスを切ってみたら、「ゴリッ」「あら、まだ早かったのね」という経験、ありますよね。そんなときに簡単にできる!ラ・フランスの甘みがひきたつ「ラ・フランスハヤシ」を紹介します。

材料(4人分)

●ラ・フランス…1個
※半分はすりおろす。※残り半分は2cm角に切っておく。
●山形県産牛肉切り落とし…200g
●玉ねぎ…大1個
●乱切りトマト缶詰…1缶(400g)
●水…200cc
●ケチャップ…大さじ1(お好みで調整)
●ウスターソース…大さじ1(お好みで調整)
●コンソメ…1個●ローリエ…1枚
●塩…少々(お好みで調整)
●バター…10g
●オリーブオイル…大さじ1(無ければサラダ油)
●ご飯…4人分くらい

1.牛肉に小麦粉をまぶしてバターとオリーブオイルで炒めて火を通し、皿に移しておきます。玉ねぎは牛肉を炒めた油で透きとおるまで炒めます。
2.牛肉を鍋に戻し、すりおろしたラ・フランスとトマトの缶詰と水とケチャップ、ウスターソース、コンソメ、ローリエを入れて20分間煮込みます。
3.最後に塩で味を調整します。温かいご飯にかけて、出来上がりです。生クリームをひと回しかけて食べてもおいしいかもしれません。

 

情報・写真提供:
おいしい山形推進機構
※2018年10月時点の情報です

一覧に戻る

オススメ情報