メコン川流域「残された森と野生生物」

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メコン川とは?

6つの国を通って流れる、東南アジアで一番長く大きい川。周りにはサバンナや熱帯雨林など多様な自然が広がり、さまざまな生き物が生息している。

 

メコン地域では、農地や道路にするために森が伐採され、急激に減っています。まとまった規模の森は現在、ミャンマー北部、ミャンマー南部とタイの国境周辺、カンボジア北東部に残るのみ。
このように森が細かく分かれてしまうと、野生生物が森から森へと移動することができません。やがて繁殖が難しくなり、絶滅の危険性が高まってしまうのです。

タイとミャンマーの国境付近に広がる、約180,000km2に及ぶ一帯。日本の面積の約半分にもなるこの一帯には、複数の保護区や国立公園がありますが、それらが集まるエリアは北部と南部に分かれています。

野生生物を守るためには、北部と南部に分かれている保護区群を行き来できるようにすることが重要です。しかし、タイ側ではすでに開発が進み、保護区群の間には森がほとんどありません。ミャンマー側に残っている森を保護区にして残すことが必要です。

 

情報提供:WWFジャパン

WWFは、人と自然が調和して生きられる未来をめざす国際的な環境保全団体です。

問い合わせ:WWFジャパン
ホームページ:https://www.wwf.or.jp
メール:hello@wwf.or.jp
電話:03-3769-1241

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