川崎町立富岡小学校「アユの稚魚放流」

宮城県

更新

アユの稚魚放流を体験しました

今回紹介するのは、富岡小学校の「アユの稚魚放流」です。地域の川やダム、そこで暮らす生き物たちの観察など、自然環境を学ぶ総合学習の一環として、毎年4年生が取り組んでいます。今年は川崎小学校の4年生も一緒に行います。広瀬名取川漁業協同組合が用意してくれた4500匹以上の稚魚を、バケツを使って放流します。

 富岡小の目の前を流れる碁石川へ移動した児童たち。大きなおけで元気に泳ぎ回る稚魚の姿に歓声を上げ、興味深そうにのぞき込んでいました。2人組や3人組になってバケツに稚魚を入れてもらうと、「元気でね」「大きく育つんだぞ」など声を掛けながら、次々と川に放していきます。放流を終えても、上流を目指して泳いでいく稚魚を見守ったり、まだ近くで泳いでいる稚魚に「頑張れ!」と応援したりする姿が見られました。アユは1年で一生を終える『年魚』であり、スイカやキュウリのような独特な香りがするため『香魚』と呼ばれるそうです。

 児童たちは「放流するのも、小さなアユを見るのも楽しかった」「元気に泳ぐ姿を見て、無事に大きくなってほしいと思った」と話していました。担任の先生は「インターネットからの情報だけでなく、自分の目で見て実際に触れる体験を通して自然を感じ、身近な自然に興味を持ってほしい」と話していました。

一覧に戻る

宮城県内の
小学校での
活動を教えてください

環境問題についての学習、ゴミ拾いなどの清掃活動、地域学習、伝承活動、国際交流など、
学年やクラス・委員会などで行う取り組みを教えてください。
エコファミ編集部が取材に参ります!
※記事は編集部が作成いたしますので、お気軽にご連絡ください。

宮城版の
応募詳細を見る

山形版は休刊中です

富山版は休刊中です

オススメ情報