大根の栽培をして販売しました
今月紹介するのは、常盤小学校が取り組む「大根の栽培・販売活動」です。常盤小の3、4年生が、生まれ育った地域の良さを知るために、総合学習の一環として取り組みます。この活動は2020年に常盤小と統合した鶴子小学校が行っていたもので、今年は統合後初の活動です。大根の専門家や老人クラブの協力の下、小学校の名前が付いた「常盤大根」として、土作りから販売まで行いました。
種まきや間引きなど、何度も畑に足を運び、老人クラブの皆さんと一生懸命育ててきた大根を収穫。きれいに洗って600本の大根を市役所で販売します。2班に分かれ、自分たちで作ったポスターや旗を用意して、ドキドキしながら準備をしました。
そしていよいよ販売開始。なんとお客さんは、販売前から大行列を作って待っていました。宣伝・袋詰め・会計をする係に分かれ、互いに声を掛け合いながら協力して大きく重い大根を袋に入れ、素早く会計をします。お客さんと楽しそうに会話をしながらも、真剣に販売する児童たち。予定時刻よりも早く、販売開始から約20分ほどで全ての大根が完売し、大盛況でした。
児童たちは「販売のときに、お金の計算を暗算でできた!」「思っていたよりも早く常盤大根が完売した!」と、うれしそうに話をしていました。