学校のホームページで子供たちが発信!
今月紹介するのは、富山市立大沢野小学校の「子供たちの魅力をホームページで発信」です。
多くの小学校でホームページを更新するのは、先生の役割ですが、大沢野小では子供たちやPTA・地域の方も一緒になって更新しています。
子供たちの魅力や面白さを先生以外の目線でも伝えたいという思いから、学校のホームページ内に子供たちが担当する「子供記者ページ」、PTAの方が担当する「風の子情報社 六葉会支局」、地域の方が担当する「風の子情報社 地域支局」という項目を作りました。それぞれが見たり、感じたりした大沢野小の子供たちの様子を発信しています。
「子供記者ページ」では学校生活の中で気になった・感じたこと、頑張っていることなどを子供自身の言葉で伝えています。先生から高学年の児童に声を掛け、少しずつ更新しています。
校長先生は「学校は先生から子供に対してたくさんのことを教えるが、子供から表現する機会が少ない」と話し「子供たちの魅力を自ら発信する場」を作られました。
記事の内容を考えるときは、他の人が作った過去の記事をお手本にしながら、読者に伝わるように作り手の立場で考えます。今までと違った立場で考える力が身に付き「発信する」ことが意識できるようになるそうです。
現在、校内で使用するタブレットを一人1端末持っているため、それを使って記事を作っており、タブレットの良い活用方法になっています。
インターネットが盛んな時代に生きる子供たちが学校のホームページという公の場で何をどう表現するか。インターネットとの付き合い方、表現方法、人への伝え方。この活動で子供たちが学ぶところは多くありそうです。
- 大沢野小学校のホームページはこちらからご覧になれます↓