地域への理解や絆を深めました
今月紹介するのは、長瀞小学校の「長瀞ウォークラリー」です。全学年で取り組んでいる「長瀞大好きプロジェクト」の一環として、2015年から年1回、秋に取り組んでいます。企画や運営を5・6年生が担当し、下級生が長瀞地区を楽しく知ることができるよう、アイデアを出しながら準備を進めました。
当日、1~6年生の縦割り班に分かれ、地図を片手に歴史ある寺や神社などにあるチェックポイントを目指します。チェックポイントに着いたら、その場所に関するクイズや、班の絆を深めるミッションに挑戦です。 「班の人、全員の良いところを言おう」というミッションでは、普段は照れくさくて言えない言葉も、がんばって伝えていました。児童たちは「長瀞のことがよく分かった」「まだまだ歩きたい!」と話していました。
ウォークラリーの後は芋煮会です。例年は火起こしから調理まで児童たちが行うそうですが、今年はコロナ対策のため断念。作ってもらった芋煮には、児童たちが育てて収穫した里芋を使い、あちこちから「おいしい!」「おかわり!」と大絶賛の声が上がりました。
先生は「この活動を通して、いつも支えていただいている地域の方々に感謝できる児童、自分のふるさとが大好きでいつまでも大切にできる児童になってほしいと思います」と話していました。