毎日使うキッチンだから、なるべくスッキリと使いやすい状態にしたいですよね。
それに自分だけでなく家族みんなが使いやすい場所になれば、お手伝いを通して家事に参加しやすくなるはず。
フードロスの連載でおなじみの住宅収納スペシャリスト冨野真美子さんに、家族みんなが使いやすいキッチン収納を教えてもらいます!
第2回は収納のゾーニング~縦~について紹介します。
『縦』のゾーニングの考え方
『横』のゾーニング(vol.1)の次は『縦』のゾーニング。
縦のゾーニングには使用頻度と安全性をイメージすることが大切です。
使用頻度
アイテムの使用頻度に合わせて下の3つに分け、①→②→③の順で出し入れしやすい場所に収納しましょう。
- よく使う物
- たまに使う物(数カ月に1回程度)
- あまり使わない物(年に1回程度)
安全性
キッチンを使用する人の身長や年齢などの身体的負担、そして災害時の安全性を考慮して、軽い物を上に、重い物を下に収納しましょう。
具体例
キッチンのタイプ、容量、形状、物の量や大きさによって収納方法が異なるので具体例の通りに収まらない場合もあります。
大切なのは「よく使う物を、取り出しやすくしまいやすい場所に優先して収納する」ということ。
地震による落下の不安がある場合は耐震ラッチや耐震マットの使用がお勧めです!
まとめ
キッチンはアイテムの種類や数が多くごちゃつきやすい空間なので、ゾーニングが非常に重要です。
快適なキッチンは毎日の暮らし全体の潤滑油。
家事の負担を減らし、楽しく快適な暮らしを目指しましょう♪
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