天気の急変に要注意!急な大雨や雷から身を守ろう!

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朝は晴れて良い天気だったのに、午後になったら天気が急変して突然の雷雨に・・・この天気の急変の原因は、「積乱雲」(せきらんうん)という雲です。

前回の「急な大雨や雷に気を付けよう!」に続き、積乱雲や気象の変化による災害から身を守るにはどうしたら良いか、具体的な方法をご紹介します!

 
 

積乱雲が近づくサインを見逃さない!

積乱雲の見た目

積乱雲は特徴的な外観をしています。成長しつつある積乱雲は、雲のてっぺんがもくもくと沸き立ち、 カリフラワーのような形をしています。
積乱雲がさらに発達すると、雲のてっぺんが周りに開き、キノコの傘のような形になります。遠くにある積乱雲は、太陽に照らされると白く輝いて見えます。

  • 遠くにある積乱雲

 
また背が高く分厚いため、太陽の光を遮ります。なので積乱雲の底は真っ黒で不気味な姿です。

  • 近くにある積乱雲

 

積乱雲が近づくと…

空の様子が以下のように変わってきたら、積乱雲が近づいているサインです。まもなく激しい雨と雷が降り始めます。

  • 真っ黒い雲が近づいてきた
  • 雷の音が聞こえてきた
  • 急に冷たい風が吹いてきた

 
 

積乱雲の近くは危険がいっぱい!

発達した積乱雲は、ときに「急な大雨」「雷」などの激しい現象を引き起こし、非常に危険です。
どんな危険がどんな場所で起こるのか、どう対処したら良いのか、以下にまとめました!

 

流されたり溺れたりする危険

川のそば
 ⇒渓流、河川敷、中州、親水公園など
周囲より低い場所
 ⇒地下室や地下を通る道路など

 

雷に撃たれる危険

 
 

まとめ

単独の積乱雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いため、ナウキャストで現象の状況を確認しながら、安全な場所で積乱雲が過ぎ去るのを待ちます。
「たぶん大丈夫」「自分は大丈夫」と油断せず、外にいるときに積乱雲が近づくサインに気づいたら、速やかに安全な場所へ避難しましょう!

 

出典

気象庁ホームページ
気象庁「急な大雨や雷・竜巻から身を守るために」を加工して作成

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