梅雨や夏は特に食品が傷みやすいので注意が必要な時季。
冷蔵庫の食材の整理とともに掃除・点検を行い、家族の健康を守りましょう!
冷蔵庫にも細菌が潜んでいます!
冷蔵室は約3〜6℃ですが、その環境下でも増殖する菌が存在します。庫内に入れているからといって必ずしも安心ではありません。
特に気温が高い時季は扉の開閉で庫内の温度が上がりやすく、詰め込み過ぎは冷気の循環を妨げる原因にもなります。冷蔵庫を開けたまま食材を探す時間が長くなると保冷効果が弱まり結露も起こるので、庫内の環境をさらに悪化させてしまいます。
“細菌を増やさない”冷蔵庫の整え方(手順)
- 掃除
1段ごとに食材を出しゴミや汚れを取り除きましょう (ゴムパッキンも忘れずに!)。こびりついている汚れは温タオルを使うと取り除きやすくなります。 - 定番食材の定位置を決める
よく購入する食材は出し入れしやすい場所に定位置を決めましょう。
在庫の把握・管理がしやすくなり、ごちゃつきも防げます。 - 買いすぎに気を付けて7割収納を意識
詰め込み過ぎないよう2〜3割の余白を意識しましょう。
野菜の冷凍保存術①
キュウリ
- 冷凍方法
そのまま冷凍 - おすすめの使い方
ポテトサラダ、酢の物など - 使う時
半解凍の状態で好みの大きさに切り、水気を絞る
野菜の冷凍保存術②
ナス
- 冷凍方法
料理に応じて使いやすい大きさに切り、水に晒したらしっかりと水を切り保存袋に入れて冷凍 - おすすめの使い方
炒め物、スープなど
★火が通りやすいのでとても便利! - 使う時
冷凍のまま調理
野菜の冷凍保存術③
ジャガイモ
- 冷凍方法
まるごとラップで包み冷凍 - おすすめの使い方
ポテトサラダ、ジャーマンポテトなど - 使う時
冷凍のまま茹でる
●サラダ:15〜20分
●炒め物:10〜15分
野菜の冷凍保存術④
オクラ
- 冷凍方法
ヘタの先の黒っぽい部分とガクの茶色の筋部分を面取りし、保存袋に入れて冷凍
★ヘタを全て切り落とさないのがポイント - おすすめの使い方
そのままサラダ、山形のだしなど - 使う時
自然解凍
※刻む場合は半解凍状態で刻む
食品ロスクイズ!
一年間に消費する電力が小さいのは小型冷蔵庫?大型冷蔵庫?
答え:大型冷蔵庫
冷蔵庫は小型より大型の方が省エネ性能にさまざまな工夫が施されているので、年間電気使用量(電気代)が安くなる製品が大半。ライフスタイルやご家族の好みなどで、冷蔵庫内を整理してもどうしてもいっぱいに…というご家庭もあると思います。その場合は容量の多い冷蔵庫への買い替えを検討してみるのも一つの方法です。
出典:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2021(https://seihinjyoho.go.jp/catalog/)
本格的な夏を迎える前の今が冷蔵庫整理のベストタイミング!
冷凍保存も上手に活用し食品ロスを防ぎましょう!
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。