“過保護”と”過干渉”が子どもの自立を妨げる? 診断テストで毒親度もチェック!

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ソクラテスのたまご

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子育てにおける“過保護”と”過干渉”。どちらも子どものことに対して、過度に口を出したり手を出したりすることをいいます。

今回は、過保護・過干渉になってしまう親の心理、過干渉・過保護を防ぐ心得を解説。診断チェックもあるので、子どもとの関わり方の参考にしてみてくださいね。

 

“過保護”と“過干渉”の違い。過保護は悪いことではない?

大切なわが子のために、親が子どもに「何かしてあげたい」「辛い思いをさせたくない」と思うのは自然なことですよね。しかし、それが度を超すと“過保護”や“過干渉”になってしまうのです。

では、過保護と過干渉の違いは何なのでしょうか。

 

過保護な子育てはどんな状態?

過保護の意味

親が子どもの面倒を必要以上に見ること。子どもが望むことを親が過度に受け入れ、やりたいようにさせてあげたり、子どもが失敗しそうなことは親が前もって手伝ってあげたりします。

 

ある程度の年齢になれば、身の回りのことは自分でできるようになります。しかし毎朝、子どもの着替えを手伝ってあげたり靴を履かせてあげたりすることなどが該当します。

また、おもちゃ屋などで「買って!」と駄々をこねる子に対し、さほど抵抗を示さず買い与えてしまうのも過保護にあたります。

 

過保護になる親の心理

失敗や挫折といった経験を先回りし回避してあげれば、親は子どもが悲しむ姿を見ずに済みます。子どもの望むことをさせてあげれば、親は常に子どもの笑顔を見ていられますそこには「かわいい子どもの要求を拒否して子どもに嫌われたくない、嫌な思いをさせたくない」という気持ちが働いていると考えられます。

親が子どもの望みに反する行動をとれば、子どもは泣いたり怒ったりして抵抗することもあるでしょう。これは育児をしていれば日常的に起こる光景です。一時的な衝突で子どもが親を心から嫌いになってしまうことはありません。

しかし育児経験が少なかったり、自分に自信がなかったりすると「要求を聞き入れなければ、子どもの心を傷つけたり親子関係に悪影響を及ぼすのでは」と不安になってしまう場合もあるのです。

また、親自身が過保護に育てられてきたため、子どもへの過保護な接し方が“当たり前”だと認識しているケースもあります。自分の親と同じようにわが子にも接することで、過保護の連鎖が起こっている可能性もあるのです。

一つの見解として、愛情のある過保護であれば悪い結果にはならないというものもありました。しかし、最近のアメリカの研究では「親としての温かみを保った過保護の場合でも、自己否定感や問題行動のリスクはある」という結論が出されたのです。

 

 

続きでは、過保護や過干渉が子どもに与える悪影響や、自分の毒親度をチェックできるテストをご紹介します。

全文は教育情報サイト「ソクラテスのたまご」でご覧ください。

 

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