小学生姉妹(10歳、7歳)が制作! 「手づくりゼリーせっけん」「ねんどでつくるアイシングクッキーチャーム」

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かわいいものが大好きでちょっと不器用な姉妹、めぐみちゃん(10歳)とかなえちゃん(7歳)。ふたりが今回トライしたのは、比較的作りやすそうな「手づくりゼリーせっけん」と「ねんどでつくるアイシングクッキーチャーム」です。

「楽しい!かわいい!もっと作りたい♪」と姉妹を夢中にさせつつも意外な落とし穴があった!そんな制作過程をシビアなママ目線も交えて紹介します。

 

説明書は分かりやすく、小学生でもひとりでできそう!

洋服も雑貨もかわいいものが大好きなめぐみちゃんとかなえちゃん。ものづくりのモチベーションになるのもやっぱりかわいいかどうかです。

そこで選んだ「手づくりゼリーせっけん」と「ねんどでつくるアイシングクッキーチャーム」は、「上手にできあがれば、かなりかわいくなりそう」と、作る前からふたりとも意欲まんまんです。

届いた2つのキットを空けて、中身を広げてみると、せっけんの素(ソーダ、ピーチ、レモンの香り)、ゼラチン、プラスプーン、つくり方説明書が入っています。

説明書を読んだめぐみちゃんによると、混ぜるときに使用する器(説明書では紙コップを推奨)、ゼリーせっけんを固めるときの器は自分で用意しなければならないよう。

一方、「ねんどでつくるアイシングクッキーチャーム」の中身は、ねんど(白)、スプーン、工作ボンド、ぬき型(6種)、ローラー、ナイフ、キラキラシール、ボールチェーン、ヒートンなど。

こちらもキットだけではパッケージにあるような完成品はできません。ねんどは白一色のため、色をつけるための絵の具は自分で用意しておく必要があります。

ただ、どちらのキットも説明書が絵入りで分かりやすく書かれているので、小学生でも理解できるよう。「これなら私でもできそう!早く作りたくなってきた!」と、制作へのイメージが具体的にわくことでふたりのやる気も盛り上がってきました。

 

混ぜて流し込めばOK「手づくりゼリーせっけん」に挑戦!

ふたりとも我先にと作ろうとしますが、同時に作り始めると立会人のママが混乱しそうなので、ひとりずつ制作することにします。

まずは、めぐみちゃんの「手づくりゼリーせっけん」からスタート!

作り方はいたって簡単です。

粉ゼラチンをお湯で溶かして、ソーダ、ピーチ、レモンという3種のせっけんの素とそれぞれ混ぜていきます。

粉ゼラチンは1回につき、付属のスプーンですりきり6~8杯入れます。「すりきりって、どういうこと?」と、分からないところはママに聞きながら作っていくめぐみちゃん。

「いろんな粉や液体を混ぜるのは、実験をしているみたい!」と、とても楽しそうです。

ゼラチンとせっけんの素を泡立てないようにしっかり混ぜたら、型へ流し込み。

家にある器を型にして、「上手に固まりますように」と願いながら流し込みます。

型に入れたら、後は、冷蔵庫で3時間以上冷やして固めるだけです。

固まるのを待っていると、めぐみちゃんから「ゼラチンって何? なんで固まるの?」と疑問が出てきました。そこで、タブレットを使い、ゼラチンについて自ら調べるめぐみちゃん。作って楽しむだけでなく、疑問に思ったことを調べることで「手づくりゼリーせっけん」キットが主体的な学びのきっかけにもなったようです。

 

3時間後、ぷるぷるのゼリーせっけんが完成

冷やすこと3時間。冷蔵庫から出してみると、見た目はゼリーそのものです。「かわいい~♪食べたくなっちゃう!」とめぐみちゃん。

そのままでもかわいいですが、せっけんとして使用するために型から出して完成です。

ゼラチンを少なめにしたため柔らかめの仕上がり。型から出すときに少し崩れてしまいましたが、指で押すとぷるぷるの触感です。

早速、洗面台でせっけんとして使ってみると「すごくいい匂い」とめぐみちゃん。

コロナ禍で手洗いする機会も多いですが、「ぷるぷるの触り心地も気持ちいし、匂いもいいから、手を洗うのが楽しくなりそう」とうれしそう。

手を洗いながら、「今回のせっけんを使い終わったら、また作りたい!今度はいろんな形の型を用意しておきたい」と話すめぐみちゃん。

今後、洗面台の手洗いせっけんは、子どもたちが作ったゼリーせっけんが定番になりそうなめぐみちゃん一家でした。

 

ねんど遊びとクッキーづくり、両方のおもしろさを満喫できる

7歳のかなえちゃんが挑戦したのは「ねんどでつくるアイシングクッキー」です。絵の具でクッキー色にした生地を型抜きし、飾りつけをしていき、キーホルダーをつくるキットです。

 

まずは、ねんどに黄色と茶色の絵の具を混ぜてクッキー生地の色を再現していきます。

黄色と茶色の割合で色が変わっていくので頭を使いながらクッキーに近い色にしていき、全体の色が落ち着いたら付属のローラーを使って5mm~1cm程度の厚さに広げます。ただし、付属のローラーは軽くてねんどが伸びにくいので要注意!

広げたら型抜きをします。料理でも型抜きをするのが大好きなかなえちゃんは、ワクワクしながら型を抜いていき、9個のクッキーが完成しました。

ちなみにドーナツの形は、型抜きで余ったねんどで作ったかなえちゃんのオリジナル。決められた形だけでなく、自分で創造力をふくらませて作っていけるのが子どものすごいところ!

形ができたら、次は絵の具とボンドを混ぜてかわいくデコっていきます。手元にない色は、何色を掛け合わせれば何色ができるのかを親子で話し合いながら、色づくりから始めます。

約1時間をかけてすべて塗り終え、かなえちゃんの個性を感じるデザイン9個のチャームが感性に向けて一歩前進です。

 

 

思わぬ誤算!絵の具が乾くまでに1日要することに…

絵の具を塗った後は乾くのを待ち、柄を描いたり、キラキラシールを貼ったりする飾りつけを行います。ですが、ここで思わぬ誤算が生じました。絵の具がなかなか乾きません。3,4時間が経過しても乾く気配はないので、以降の工程は翌日以降に行うことになりました。

翌日。さすがに一晩待てば、きちんと乾いていたので、ボンドを混ぜた絵の具で引き続き、飾りつけを行います。

 

飾り付けが終わったら、乾かすためにまた1日待ち、翌日、仕上げとなるキーホールダーへつなげるためのパーツを差し込み完成です。チャームは軽く、力のない子どもも簡単にパーツを差し込むことができます。

3日がかりで完成しました!

ちなみに、かなえちゃんのお気に入りはドーナツでした。

作った感想を聞いてみると「大人の力を借りずにほとんど自分ひとりで作れたのがうれしかった!最後の飾り付けが一番楽しくて、もっとたくさん作りたいと思ったよ」とかなえちゃん。

思ったより時間がかかったなど、計画通りとはいきませんでしたが、作る過程も完成品も満足した様子でした。

 

「手づくりゼリーせっけん」を親子でジャッジ

おすすめの学年
(低学年、高学年以上など)
幼児からOK
難易度 ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★☆
ワクワク度 ★★★☆☆
実用性 ★★★★★
ビジュアル ★★★★★
自由研究への適性 ★★☆☆☆
こんな子におすすめ かわいいものが好きな女の子におすすめ!
不器用さんでも簡単に作ることができます。

 

「ねんどでつくるアイシングクッキー」を親子でジャッジ

おすすめの学年
(低学年、高学年以上など)
小学校低学年から
難易度 ★★★☆☆
コスパ ★★★☆☆
ワクワク度 ★★★☆☆
実用性 ★★★☆☆
ビジュアル ★★★★★
自由研究への適性 ★★☆☆☆
こんな子におすすめ 工作好きな女の子、お菓子づくりが好きな女の子におすすめ。

 

「手づくりゼリーせっけん」「ねんどでつくるアイシングクッキーチャーム」はこちらから購入いただけます。

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