教育情報メディア「ソクラテスのたまご」では、アンガーマネジメントのトレーニング方法を連載中。
アンガーマネジメントファシリテーター 長縄 史子さんの連載一覧
この記事では、怒っている子ども自身がとっさにできる体を使ったクールダウン法についてお伝えしたいと思います。
上手な怒り方を学校では教えてくれない
子どもがちょっとしたことでキレる、怒ると暴言を吐く、手や足が出てしまいケンカになる、逆に気持ちを押し殺して我慢をしてしまう…。
そんな様子を見て心配になっている保護者もいることと思います。ですが、怒ることそのものが問題なのではありません。
- 話を聴いてもらえなかった
- バカにされた
- 責められた
- 頭ごなしに決めつけられた
- 暴力を振るわれた
そんな時に怒りが込み上げてくるのはごく自然なことです。
問題なのは感情に支配されてしまって上手に怒れないことです。
怒っていることをどう表現するかについて、なかなか家庭や学校で学ぶ機会がありません。けれども怒りの感情と上手く付き合う術は生きていく上で必要なスキルでもあります。怒りを感じたときに子ども自身で何ができるのかを知っておくことは大事なことです。
できることは一つではなく、いくつか持ち合わせていることで周りとのトラブルを防止することもできます。また、気持ちがねじれて卑屈になることも回避することができます。
怒っているときは、気持ちが高ぶり不機嫌になりがちです。子どもの怒り方のモデルとなっているのは、親や周りの大人。
また自分だけがアンガーマネジメントができていても他の周りの人ができていないと元に戻ってしまうこともあります。そのため、アンガーマネジメントは家庭や学校で一緒にできるといいのです。
続きでは、子どもでも今日からできる5つのクールダウン法をご紹介します。
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