白石市立大平小学校「伝統文化体験教室」

宮城県

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日本の伝統文化である日本舞踊と茶道を体験

今月紹介するのは、大平小学校の「伝統文化体験教室」です。この教室は、白石市が市内の小学4年生を対象に、古典芸能伝承の館「碧水園」で毎年開催しています。日本舞踊と茶道を体験して日本の文化に親しんでもらうことが目的です。碧水園には茶室の他、東北で唯一の屋内能楽堂があります。能楽堂とは、能や狂言を上演するための専用の舞台のこと。児童たちは、この特別な舞台で日本舞踊を体験しました。

 今回参加したのは、大平小と越河小の4年生。舞台や茶室に入る前に、マナーとして足袋に履き替えます。日本舞踊では、まず正座でのあいさつから練習。扇子を前に置き、指先をそろえて三角形を作り、三つ指をついて深く頭を下げます。稽古が始まると、扇子の持ち方や足の運び方、基本の姿勢を学び、すり足で舞台を何周も歩いて体を慣らしました。振り付けには一つ一つに意味があり、物語を表現しています。何度も繰り返し練習し、曲に合わせて踊れるようになりました。
茶室では、茶道の作法を学びながらお茶やお菓子をいただきました。

 大平小の先生は「生まれ育った白石市や日本の文化に誇りを持ってほしいと思います。将来、いろいろな人と出会ったときに、自分の町や文化を紹介しながら、お互いに理解し合える人になってほしいです」と話していました。

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