砺波市立庄川小学校「トッペ行燈」

富山県

砺波市立庄川小学校

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地域に伝わる行燈を作りました

今月紹介するのは砺波市立庄川小学校4年生の「トッペ行燈」作りです。
庄川地区では古くから行燈が受け継がれており「トッペ行燈」もそのひとつです。明治時代の「田祭り」という行事で、子供たちが持って歩いたのが「トッペ行燈」の始まりと言われています。今回子供たちは、小さな頃から祭りで親しんでいる行燈の歴史や作り方を改めて教わり、地域の伝統を学びました。

「トッペ行燈」は豆腐のように四角く、富山弁で「豆腐」を意味する「トッペ」が由来になっています。縦110cm、横70cm、奥行き40cmの4基に地域の方が下絵を描き、子供たちが色を塗りました。今年の絵柄は、家族の幸せやスポーツの上達など、子供たちの願いを書いた短冊。きれいに仕上がるよう、みんなで丁寧に色を塗りました。

できた「トッペ行燈」は内側から電球で明かりをともし、翌月行われる「庄川観光祭」で展示します。子供たちは「作ったものが飾られるのは照れくさい。でも明かりがともると、きれい」「祭り当日は自分で作ったものを見に行く」と話し、笑顔を見せてくれました。

校長先生は「小さい頃から見ているものを改めて学ぶことで新しい発見があり、たくさんの人が関わっていることが分かると思う。将来は伝統を受け継いでいくうちの一人になってほしい」と子供たちへの思いを話されていました。

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