毎月「三」のつく日は三暘しぐさの日!
今月紹介するのは、朝暘第三小学校の「児童会の朝のあいさつ」です。朝暘第三小では2013年に『三暘しぐさ』という合言葉を作り、全校児童が「落とし物やごみを見つけて進んで拾おう」といった17の約束事を実践しています。
この取り組みが市民憲章を率先して実践したとして、鶴岡市民憲章推進協議会より児童会へ「青少年実行顕彰表彰」が今年の2月に贈られました。市民憲章とは、自分たちが住んでいる街をより良くするために作られた市町村ごとにある約束で、実践している団体・個人が表彰されています。
毎月3のつく日を「三暘しぐさの日」と決めて、児童会がお手本となって活動しています。今回は、朝のあいさつ活動の様子を取材してきました。
朝早くに昇降口に集まった児童会のメンバーは、三暘しぐさの一つ「笑顔いっぱいのあいさつでお互いに元気を届けよう」を行動に移し、登校してくる子たちへ大きな声であいさつをします。登校した子たちも、元気にあいさつを返していました。
20分程度活動した児童会のメンバーは「低学年の反応を見ると、自分たちも成長してきた実感が湧いた」「三暘しぐさを意識する人たちが増えて、過ごしやすく、気持ちが良くなった」と話していました。
担当の先生は「児童が将来、相手を気遣い、良好な人間関係を築ける大人になることが目標です」と話していました。