子どもの才能や可能性を伸ばす目的で、1860年代後半ごろからアメリカで始まったギフテッド教育。近年、日本でも注目を集めていますが、どんな子が対象でどんな教育を受けられるのでしょうか。そこで、ギフテッド教育の概念や対象となる子どもについて、さらに日本でギフテッド教育を受けられる教育機関などについて紹介します。
ギフテッドとは
ギフテッドとは、一般的に生まれつき、特別な才能や高い能力を贈られた(=Gifted/ギフトを授かった)子どものことを指します。日本では明確な定義はありませんが、ギフテッド教育の先進国であるアメリカでは、教育関連の連邦法における定義によると次のように書かれています。
ギフテッド
学問や言語能力、芸術、創造性、リーダーシップなどのさまざまな領域の特定分野において、同年代の子どもと比較して突出した才能を持つ子ども
この定義によると、ギフテッドの子どもの才能が現れるのは“特定の分野”とされています。つまり、「何でもできてしまう天才!」というよりも、例えば、数学だけ、語学力だけ、など1つの能力が優れているということになります。
また、ギフテッドについて語る際に、ギフテッドかどうかを識別する値として“IQ130以上”という基準が用いられることがありますが、IQのみで判定されることは世界的にもあまりないようです。
リンク先では、ギフテッドの特徴や判断方法、ギフテッド教育をご紹介します。
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