カピバラ

今回はケヅメリクガメを紹介します。基本的に単独で生活し、ゴツゴツとした頑丈な手足が特徴です。甲羅に頭を引っ込めた後、硬い手で頭を守ります。

セネガルからエチオピアにかけての中央アフリカのサバンナや乾燥地帯に生息しています。日中は暑く、夜間は寒い地域のため、行動するのは主に朝や夕暮れの涼しい時間帯。日中や夜間は、頑丈な手足で掘った穴や、他の動物が掘った穴の中で休んでいます。朝になり日が昇ると日光浴をして、十分に体を温めてから動き出します。

動物園では、夏以外は屋内で飼育しているため、温かいお湯のプールで体をじっくり温めてから活発に動き出す姿が見られます。

歯はありませんが、ペンチのようなくちばしを持っていて、繊維質の植物もバリバリ食べてしまいます。

陸地に穴を掘り、15~30個の卵を産みます。卵に土を被せたらすぐに移動してしまうため、子供の成長を見守れません。卵は地面の温度で温められ、ふ化します。生まれた子供は自力で土から出て、一匹で生きていかなければならないため、非常に早く成長します。
メスを巡って、オス同士が闘うことがあるぞ。前足をグッと踏ん張り、巨体をぶつかり合わせて激しく押し合うんじゃ。

ニワトリやキジなどの鳥にある、足指の少し上から後方に伸びる突起を「蹴爪」といいます。ケヅメリクガメの後ろ足の根元付近(お尻近く)にも、うろこが蹴爪のようにツンツンしている部分があることが名前の由来になっています。
オス同士のリクとマツは同じ展示場にいると争いが激しいため、現在は別々の場所でマイペースに暮らしています。

小顔で、体もマツと比べると小さく感じますが、体重は76㎏もあります。それでもお散歩や動き回るのが大好きで、思いの外素早くスタスタ歩いたり、ちょっとした段差をぐいっと登ってみたりとアクティブです。

顔も体もガッチリとしています。食欲旺盛で、動物園に来た当初はリクより小さかったのですが、見る見るうちに追い越してしまいました。穴掘りがとても上手で、夏場に屋外に出すと前足で掘った土を器用に後ろ足で蹴り出し、あっという間に大きな体がすっぽり入る穴を作ってしまいます。
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