【地球温暖化】地球温暖化対策に取り組んでみよう!②【vol.3】

宮城県

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地球温暖化の原因となる温室効果ガス、そして二酸化炭素(CO2)。毎日の暮らしの中で発生する二酸化炭素を減らすため、私たちにはどんなことができるでしょうか?

このコラムでは環境省の公的資格である「うちエコ診断士」が、普段の暮らしの中で親子でできそうな温暖化対策『うちエコ』や地球温暖化クイズをご紹介します。親子でチャレンジしてみてくださいね!

 
 

脱炭素の取り組み「デコ活」

環境省では、地球温暖化の原因となる炭素を減らして新しい豊かな暮らしをつくる国民運動「デコ活」をすすめています。
私たち一人一人ができる温暖化対策「うちエコ」も紹介するので、皆さんもやってみましょう!

 
 

うちエコ診断士が教える!
うちエコ「親子であったか、暖房の上手な使い方」

こんにちは、うちエコ診断士の早川昌子です。
冬は暖房を使うので電気や灯油やガスの使用量が増えますよね。
そこで、二酸化炭素(CO2)を減らしながら節約にもなる暖房の省エネ対策についてご紹介します。

 

対策1
暖房を使う時間を1時間短くする!

12月から3月までの4か月間、毎日意識すると、ひと冬で使う電気やガスは120時間分も少なくて済みます。
寝るとき、出掛けるとき、それぞれ30分前にスイッチを切ると1日1時間短くできます!

 

対策2
エアコンの温度を1℃下げる!

省エネになる暖房の設定温度の目安は20℃以下です。
温度は、リモコンではなく、部屋に置いた温度計で確認します。
湿度が高い方が暖かく感じます。ウイルス対策も考えると、加湿器を併用するなどして40%以上は保ちたいところです。

 

対策3
部屋の熱を逃がさず上手に循環させる!

暖房と一緒に、扇風機やサーキュレーターを使うことで、暖まった空気を循環させることができます。
風が体に直接当たると寒く感じるので、上手に風の向きを調整しましょう。
また家から逃げる熱の半分以上が窓から逃げます。陽が落ちて冷気が入る前にカーテンを閉め、できるだけ室内を暖かく保ちましょう。

 

1年間でどのくらい効果があるの?

①暖房を使う時間を1時間短くする
  • 二酸化炭素(CO2)削減量
    106 kg-CO2
  • 節約できるお金
    約6,150円
  •  

    ②エアコンの温度を1℃下げて20℃にする
    • 二酸化炭素(CO2)削減量
      25.9 kg-CO2
    • 節約できるお金
      約1,650円

    ※数値はMELONオリジナルWEB教材「わたしたちのSDGsライフスタイル」より

    皆さんもぜひおうちで、出来そうなことから取り組んでみてくださいね。
    そして、1年前の同じ月の使用量と比べてみてください。料金は単価が変動していますので、月の使用量を見てみましょう!(電気ならkwh、ガスなら㎥)

    ストップ温暖化センターみやぎ※ では「うちエコ診断」を実施しています!うちエコ診断士が専用のソフトを使って、おうちの状況や一緒に暮らしている人数などに合わせて無理のない省エネ対策を提案します。
    ※運営:みやぎ・環境とくらし・ネットワーク/MELON

    宮城県内の商業施設などでもうちエコ診断会を行っているので、ぜひご参加ください!
    ページ下部のイベント日程カレンダーにてご確認ください。

     
     

    地球温暖化クイズ

    Q. 地球温暖化が海に及ぼしている影響として、間違っているのはどれでしょうか?

    ① 海水の温度が上がる
    ② 海面が上がる
    ③ 海面が下がる

     

    ※このクイズはQUOカードプレゼント企画ではありません。

    次回は台所でののうちエコを紹介します!お楽しみに♪

     

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