コブダイ

今回は「ミドリコンゴウインコ」を紹介します。50~100羽ほどの群れで生活しますが夫婦の結び付きが強く、ほとんどの時間を夫婦で行動します。
メキシコと南アメリカの山岳地帯に生息しています。標高600~2600m、ペルーでは3100mの場所にもいると考えられています。
山や断崖、常緑樹と落葉樹が混在している森など生息環境はさまざまですが、比較的乾燥した場所を好むため、熱帯雨林にはあまり生息していません。
野生での推定生息数は2000~7000羽。人間が行う森林伐採によって、生息地が減っています。IUCNが作成しているレッドリストでは「VU(危急種)」、絶滅のおそれが高いカテゴリーに入っています。
他の種類のインコと生息地が重なると、混雑種が生まれて純粋種が減り、ミドリコンゴウインコという種の存続に大きな影響を与えます。ペットとして売るため、卵やひなの乱獲も問題になっています。
野生では主に植物の種を食べ、葉や茎・花・木・果物も食べます。味覚が優れ、甘味・酸味・塩味・苦味が分かると考えられています。おいしく栄養価が高い食べ物を選んで食べるグルメなインコです。
動物園では、インコ用のペレット、リンゴ・ニンジン・バナナ・サツマイモ・オレンジ、ヒマワリの種をあげています。ミドリコンゴウインコの足は4本指で枝をしっかりと握れるほど握力が強く、片足で食べ物をつかんで食べることもできます!
鳴き声でコミュニケーションをとるのが得意です。人間の言葉やいろいろな音を物まねできる理由の一つとして、舌の構造が人間と似ているからだと考えられています。
また目がとても良く、さまざまな色を見分けることができます。
体を軽くするためと考えられているぞ。歯の代わりのくちばしは、その鳥の食べ物に合わせた形になっているんじゃ。
基本的に夫婦は生涯変わることなく、餌の受け渡しや羽繕いで仲を深め、子育ても一緒にします。繁殖期は生息地で異なり、1~2年置きに2~3個の卵を産みます。
巣は、主に木の幹や太い枝にできた洞窟状の空間(樹洞)に作り、大きな体でも快適に子育てができるよう大木を選びます。雌が卵を温めている間は雄が餌を運び、雌と卵を守り続けます。
ハーブは伊豆シャボテン動物公園、スパイスは埼玉県こども動物自然公園で生まれました。お互いのくちばしを合わせたり、羽繕いし合ったり、とても仲良しです。
飼育員に対して警戒心が強く、掃除に入るときは鼓膜が破れそうなくらい大きな声で鳴きます。
スパイスは好奇心旺盛な性格で、掃除中の飼育員の近くまで来ては興奮で頬をピンク色にしながら覗き込んできます。ハーブは慎重派で、スパイスの後ろをついて回っています。
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